イオン松江ショッピングセンター(イオンまつえショッピングセンター)は、島根県の松江市に立地するショッピングセンター。
敷地はかつての片倉工業松江工場の跡地であり、開業後も同社が施設を所有する。
概要
1994年(平成6年)5月1日[1]、マイカル松江が運営する「松江サティ」として開業した。
松江サティの開業により、ジャスコ松江店を核店舗とする商業施設「ピノ」や松江やよいデパートなどといった近隣商業施設との間で競合状態が発生したが、これら既存施設はのちに売り上げの減少に伴い閉店した。2011年(平成23年)3月、マイカルがイオンリテールに吸収されたことにより施設名を「イオン松江ショッピングセンター」、核店舗名を「イオン松江店」にそれぞれ改称した。
2020年(令和2年)4月にイオン松江店がイオンスタイル松江に業態転換した。2024年(令和6年)4月26日にイオンスタイル松江のリニューアルが行われ、産地直送売場の設置や冷凍食品売場の拡大が行われた。専門店街の一部も同時にリニューアルされた[3]。
沿革
主なテナント
イオンスタイル松江を核店舗に約100の専門店テナントが出店している。
出店テナント全店の一覧・詳細情報は公式サイト「ショップリスト」を、営業時間およびATMを設置している金融機関の詳細は公式サイト「インフォメーション」を参照。
松江東宝5
東宝グループの関西共栄興行が唯一[注釈 1]運営する5スクリーン・786席を備えるシネマコンプレックス。座席数はシアター1が142席、シアター2が143席、シアター3が164席、シアター4が219席、シアター5が118席である[7]。音響設備はシアター3がDTSに、シアター4がサラウンドEXにそれぞれ対応する[7]。
関西共栄興行は、契約更新をめぐりイオンリテールと合意できなかったとして、2025年1月上旬の閉館を発表[8]。跡地はイオンエンターテイメントが継承し、同年夏頃に「イオンシネマ松江(仮)」として開館する予定[5]。イオンシネマとしては山陰地方に初進出となり[5]、他社の劇場跡への出店はイオンシネマ新青森に次ぐ2例目となる。
アクセス
周辺施設
脚注
注釈
- ^ 2012年9月1日(米子駅前SATY東宝閉館翌日)以降
出典
関連項目
外部リンク