帯広駅バスターミナル帯広駅バスターミナル(おびひろえきバスターミナル)は帯広市が帯広駅北口に設置するバスターミナル。 概要旧名称は「帯広駅バスタッチ」。1 - 14番の乗降場と十勝バス・北海道拓殖バス・おびうん観光の窓口が設置されている。市内線・郊外線・都市間バスが発着する。 営業窓口
のりば各のりばから発車するバス運行会社は、十勝=十勝バス、拓殖=北海道拓殖バス
待合所の建替え帯広市は、2018年(平成30年)5月までにバスターミナル待合所を建替える予定であると発表した。現在の建物は老朽化が進んでいるほか、待合所が狭いという声が寄せられていた。新たな待合所は現在よりも広くするほか、観光の活性化につなげるため、バスを利用した観光ツアーやアウトドア活動ができる場所を案内したり、レンタル自転車を貸し出したりする拠点として整備していくとしている。[1] 2017年(平成29年)8月7日よりバス乗り場を一時移転、2017年(平成29年)8月上旬に旧待合所を閉鎖して仮設待合所の利用を開始した[2](当初は、7月24日に仮設待合所の利用を開始、8月1日よりバス乗り場を一時移転の予定であった[3])。その後、2018(平成30年)年4月1日にバス乗り場が元の位置に戻され[4]、2018年5月25日にレンタサイクルや観光情報コーナーを兼ね備えたバス待合所「おびくる」としてオープンした[5]。 ギャラリー
過去のバスターミナル施設帯広市中央バスターミナル帯広駅近傍に設置するバスターミナル施設は帯広市中央バスターミナルが最初である。1975年(昭和50年)4月26日にイトーヨーカドーが入居するヨークセントラルビルが開業し(イトーヨーカドー帯広店参照)、これに市営駐車場とバス乗場を整備したもので、駐車場と合わせて帯広市交通センターと呼称された[6][7]。 ビル開業と同時の供用開始とはならず、帯広市内で路線バスを運行する十勝バス、北海道拓殖バス、国鉄バスと使用について話し合われたが、帯広駅から約350メートル離れており往復700メートル余分に走る無駄や管理の分散があり、帯広駅前停留所の利用が多い現状でバスターミナルを起終点とすることには消極的であった。また、構造上自動車ターミナル法に合致せず、バス事業者から使用料を徴収することができなかった[6]。 このような状況ではあったが、十勝バスは広尾町、上士幌町、足寄町方面など主に郊外路線を平日ダイヤで104本乗り入れることとし、10月16日から供用を開始した[6][7]。 併設の市営駐車場は日曜祝祭日や年末年始などは満車となり、順番待ちの車列がバスターミナル入口を塞いで接触事故が発生するなどしたため、誘導員を置くなどの対応が必要となった[6]。 帯広駅バスタッチ1987年(昭和62年)初めに国鉄広尾線と士幌線が相次いで廃止されたが、代替バス運行を機に帯広駅の東側に8バースからなる帯広駅バスタッチが設置され、2月より供用を開始。帯広市中央バスターミナルは廃止された[6]。 十勝バス、北海道拓殖バスが一部路線を除いて乗り入れ、両社共用の事務所が設置された。国鉄バス(4月1日よりJR北海道バス[注 1])は駅正面の従来乗り場のままとした[6]。 その他帯広駅前のバス停留所はバスターミナル(「帯広駅前」停留所)のほか、路線・便によって「帯広駅西口」「帯広駅南口」停留所にも停車する。停車路線等の詳細はバス事業者記事や公式サイトを参照。 「とかち帯広空港連絡バス(道の駅市内ホテル線)」(北海道拓殖バス・十勝バス)の空港行はバスターミナルには乗り入れず、駅周辺ではアパホテル帯広駅前、コンフォートホテル帯広、ホテル日航ノースランド帯広前など主要ホテル前に停留所を設置する。道の駅おとふけ行は3番乗り場にて乗降を取り扱う。 脚注注釈
出典
外部リンク
座標: 北緯42度55分7.5秒 東経143度12分11.7秒 / 北緯42.918750度 東経143.203250度 |