市原洋
市原 洋(いちはら ひろし、1986年1月23日[2][3] - )は、日本の俳優。東京都出身[4]。神奈川県横浜市在住[5]。トーチ・リンク所属[6]。 来歴眼鏡専門店での約3年間のサラリーマン生活ののち[6]、2011年、お笑いタレントを目指してワタナベコメディスクールに第14期生として入所[7]。市原ハラスメントの芸名で[8]コンビを組んで[9]コントを行ったり[10]、ピン芸人として漫談を披露するなどしてライブに立っていた[11]。 芸人としての活動がうまく行かず[10]、2014年より役者活動を開始し[4]、次第にお笑い活動は行わなくなっていった。映画制作会社and picturesの演技ワークショップ「パフォーミングアカデミー」などで演技を学び[12]、同社企画のSHORT TRIAL PROJECT 2016『ダムドガールズキャバレークラブ』で映画に初出演[3][4]。 いくつかのワークショップを受ける中で、以前から知り合いだったという映画監督の上田慎一郎が講師を務めたワークショップにも参加[13][14]。そのワークショップの中で映画を撮影する可能性があったが、結果的に撮影は行われなかった[13]。上田の作品に参加したいと思う中、ENBUゼミナールのシネマプロジェクト第7弾の監督を上田も務めると聞きつけ、同企画のオーディションに応募[13]。上田の班に採用され、同企画でのワークショップを経て映画『カメラを止めるな!』に出演し、気弱な俳優役とゾンビ役を怪演した[15]。これが市原にとって初の長編映画出演となった[16]。同映画はインディーズ映画としては異例なヒットを記録して話題を呼び、Japan Now部門として選出された第31回東京国際映画祭や特別賞を受賞したTAMA映画賞の授賞式などの各イベントに、メインキャストの一人として市原も参加している[17][18]。 2019年4月より株式会社トーチ・リンクに所属[6]。 人物市原の人間性について、映画監督の上田慎一郎によると、真面目で神経質な性格だが気の遣える人間、努力でこつこつ積み上げていくタイプと言われている[14]。また、現場ではいじられキャラだったという[14][19]。 映画『カメラを止めるな!』では黒縁眼鏡が特徴的なキャラクターとして出演。デイリースポーツの取材では「『カメラを止めるな!』じゃない自分の芝居を見てもらいたい」と答えているが[13]、本映画のヒット後に出演した『痛快TV スカッとジャパン』(フジテレビ)の再現ドラマやニトリのWeb広告などでは映画で使用した眼鏡の着用が求められてしまい[20][21]、映画内でのキャラクターを脱却できていないままでいる。しかし、映画で使用した眼鏡は気に入っているという[22]。 好きな役者にヒース・レジャー、エドワード・ノートン、堺雅人、ムロツヨシ、香川照之を挙げている[10][23]。好きな作品には『トーマの心臓』を挙げている[5]。 出演映画
短編映画
テレビドラマ
ウェブドラマ
テレビ番組
インターネットテレビ舞台
CM・広告
脚注注釈出典
外部リンク
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