川村智治郎川村 智治郎(かわむら としじろう、1906年3月7日 - 2003年1月27日[1])は、両生類の研究者[2]。第3代広島大学学長[3]。 経歴滋賀県生まれ[1]。(旧制)広島文理科大学に進学、広島文理科大学時代の指導教官は阿部余四男教授で、卒業論文はウズラに関する内容であった[4]。1933年(昭和8年)に同大学を卒業後、同大学助手・講師、京都帝国大学講師、広島文理科大学助教授を務めた。 1935年(昭和10年)9月から翌年3月までの半年間、広島高等師範学校の動物の授業を担当した[5]。 1947年(昭和22年)12月6日、広島県内に昭和天皇の戦後巡幸があった際には、厳島に宿泊していた昭和天皇に召し出されて「両生類における実験発生学的研究」について奏上する機会を得た[6]。 1951年(昭和26年)より広島大学教授、1966年(昭和41年)より広島大学学長、1969年(昭和44年)より広島大学名誉教授[1]。1950年日本遺伝学会賞受賞。 業績
両生類研究者でカエルの染色体の分析研究を行った。広島大学附属両生類研究所所長で、数多くの研究者を育成した。 脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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