岩崎泰頴
岩崎 泰頴(いわさき やすひで、1936年4月7日 - )は、日本の地球科学者(男性)。専門は、地質学・古生物学。学位は、理学博士(東京大学・論文博士・1966年)(学位論文「The Shiobara-type molluscan fauna : an ecological analysis of the fossil molluscs(塩原型貝類動物群 : 化石貝類の古生態学的解析)」)。熊本大学名誉教授。 人物三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎の曾孫として生まれた[1][2][3][4][5]。祖父・康弥は弥太郎の三男で元東京毛布(現・イチカワ)取締役[1][2][3][4][5]。祖母・としは慶應義塾医学所初代校長・松山棟庵の四女で岩崎康弥に嫁いだ[1][2][3][4][5]。父・精一郎は康弥・とし夫妻の長男で元三菱銀行員[1][2][3][4][5]。泰頴は精一郎の長男で、松山棟庵の曾孫でもある[1][2][3][4][5] 三菱の創業者一族・岩崎家に生まれたが、実業家への道には進まず地球科学者を志した。1966年3月に東京大学大学院数物系研究科博士課程を修了し、東京大学より理学博士の学位を取得した。学位論文の題「The Shiobara-type molluscan fauna : an ecological analysis of the fossil molluscs(塩原型貝類動物群 : 化石貝類の古生態学的解析)」。 東京大学理学部地学科地質学教室[6]を経て熊本大学理学部地球科学科の教授となり、定年退官後名誉教授。 妹は大学院の先輩で地質学者・古生物学者の鎮西清高に嫁いだ[1][2][3][4]。児童文学作家の勝田紫津子は従妹[1][2][3]。岩崎弥太郎家の4代目当主で小岩井農牧やその親会社・東山農事の経営に携わっていた岩崎寛弥(三菱銀行取締役、東山農事社長等を歴任)は又従兄[4]。 系譜
業績
研究テーマ脚注・出典
関連項目外部リンク
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