岡本 真(おかもと まこと、1973年[1][2] - )は、日本の編集者、キュレーター、コンサルタント、アカデミック・リソース・ガイド(ARG)の代表で主筆。
経歴
1997年3月、国際基督教大学教養学部社会科学科卒業[3][4]。
1997年4月から1998年3月まで株式会社教育開発研究所で勤務した[5][6]後、フリーの編集者として様々な企画にかかわる傍ら、日本の学術分野における情報メールマガジンの草分けである「ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)」を1998年7月に創刊した[7]。
1999年5月、ヤフー株式会社に入社[8]。2004年に「Yahoo!知恵袋」を立ち上げ[8][9][10]、初代のサービスマネージャーを担当した(2007年まで)[11]。
2009年7月にヤフーを退社後、9月にアカデミック・リソース・ガイド株式会社を設立、代表取締役を務める[8][12]。
2011年4月には、震災支援プロジェクトsaveMLAKを設立[13][14][15]。2013年8月に香港で開催されたウィキマニア2013ではキーノートスピーカーを務めた[16]。
著書
注・参照文献
- ^ “岡本, 真, 1973- - Web NDL Authorities (国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス)”. 2016年12月3日閲覧。
- ^ 代表・岡本真のプロフィール - ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)
- ^ 岡本真「国立国会図書館での講演録 国立国会図書館への評価と期待」『ず・ぼん : 図書館とメディアの本』第11号、2005年11月、76-89頁。
- ^ “ささえあう図書館 : 勉誠出版”. 2016年12月3日閲覧。
- ^ “arg|ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG) / アカデミック・リソース・ガイド”. 2016年12月3日閲覧。
- ^ 岡本真「「日本の図書館をヤバくする」ために--Code4Lib JAPANの経緯、目的、事業、そしてFlickrを用いたワークショップのねらい」『ず・ぼん : 図書館とメディアの本』第16号、2011年1月、98--100頁。
- ^ “ARG-001 1998年07月12日号”. 1999年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月3日閲覧。(WayBackMachineのアーカイブより)
- ^ a b c “「Yahoo!知恵袋」産みの親・岡本 真氏がNAVERを徹底分析 ―NAVERアドバイザリーボード―”. 2016年12月3日閲覧。
- ^ “Yahoo!知恵袋が正式版に、女性と初心者に愛される理由は?” (2005年11月8日). 2016年12月3日閲覧。
- ^ “質問数が1,000万件を超えたYahoo!知恵袋。他サービスとの連携で有効活用(甲斐祐樹)Broadband Watch2006/11/20”. 2016年12月3日閲覧。
- ^ “「Yahoo!知恵袋」の10年、歴代・中の人が振り返るあんなことやこんなこと”. 2016年12月3日閲覧。
- ^ “第九回(ページ1)|対談|本の力を、生きる力に。|シャンティ国際ボランティア会”. 2016年12月3日閲覧。
- ^ 国立国会図書館関西館図書館協力課『東日本大震災と図書館』国立国会図書館、東京、2012年、139頁。doi:10.11501/3487636。https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3487636。
- ^ 八田浩輔 (2011年6月25日). “ひと:岡本真さん=被災地の「知」を救うために活動”. 毎日新聞. オリジナルの2011年6月29日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110629170244/http://mainichi.jp/select/opinion/hito/news/20110625ddm008070054000c.html
- ^ 岡本真「saveMLAKの活動と課題,そして図書館への支援を巡って」『情報管理』第54巻第12号、2012年3月、808-818頁、doi:10.1241/johokanri.54.808、NAID 130001856046。
- ^ “Schedule - Wikimania 2013 in Hong Kong”. 2016年12月3日閲覧。
外部リンク