岡山港駅
岡山港駅(おかやまこうえき)は、かつて岡山市(現・南区)海岸通に存在した岡山臨港鉄道の駅(廃駅)である。岡山臨港鉄道線の廃止により、1984年(昭和59年)12月30日に廃駅となった。 歴史岡山臨港鉄道開業時の終着駅であった。児島湾締切堤防完成前まで、児島湾対岸の北浦と渡し船で結ばれ、児島半島対岸住民の利用があった[注釈 1]。1959年(昭和34年)2月に締切堤防が完成し、それ以降利用客が激減した。1958年(昭和33年)4月15日に無人化された。この時期、旅客用ホームが駅中心から運河と踏切を挟んで100 m北に設けられ、以前の旅客用ホームは貨物の積卸場に変わった。1962年(昭和37年)6月に自社倉庫への専用線が新設された。1960年(昭和35年)より、南岡山駅(後の岡南元町駅)を折り返す旅客列車が増加し[注釈 2]、晩年の乗降客数は、1日10人に満たない状況にまで至った。1973年(昭和48年)1月1日に旅客営業を廃止し、貨物駅となった。 利用状況1984年度の統計によると、年間の貨物取扱量は、到着量0 t、発送量75 tであった。 隣の駅
脚注注釈出典参考文献
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