尹明準
尹明準(ユン・ミョンジュン、韓国語:윤명준、1989年6月18日 - )は、大韓民国・光州広域市出身の元プロ野球選手(投手)。 経歴斗山時代2012年に斗山から1ラウンド指名を受けて契約金2億ウォンの条件で入団した。ところが入団直後に肘を故障した。その後一軍に上がるもハンファ・イーグルス戦で相手の4番打者である金泰均に13球粘られた挙句にタイムリーヒットを打たれ、二軍降格となった。 2013年4月10日の起亜タイガース戦では羅志完にサヨナラヒットを打たれ、敗戦投手になった。さらに5月21日のネクセン・ヒーローズ戦では「大量得点差で勝っているのに盗塁をした」という理由で柳漢俊に死球を与え、次の金旼成にも彼の体の後ろを通る報復投球をした。これに対し金旼成が怒って尹明準に殴りかかり、尹明準も応戦したため合計4名の退場者を出す大乱闘になった[1]。この試合後、尹明準は罰金200万ウォン及び8試合出場停止の処分を受けた。 同年の8月6日ネクセン・ヒーローズ戦でプロ初勝利を記録すると、勝利の方程式の一角を担うようになり、鄭載勳に代わってクローザーで登板することもあった。シーズン後には従来の年俸2,400万ウォンから約135%(3,300万ウォン)上がった5,700万ウォンで再契約した。 2015年には盧景銀とのクローザー争いを制してチームの抑えを務めた。しかしシーズン後半になると不安定投球が続いたため李賢承にその座を奪われた。 2016年には55試合に出場して4勝、11ホールド、2セーブを記録した。 2017年から兵役のため尚武野球団でプレーし、翌年に除隊され斗山に復帰した。 2019年には数度抹消されるも自己最多となりうる69試合に登板して6勝2敗1セーブ14ホールドを記録し、斗山のリーグ優勝に大きく貢献した。 2020年6月12日のハンファイーグルス戦では9回裏2アウトから登板。趙漢珉を1球で打ち取り、1球セーブ兼チーム通算1100番目セーブを記録した[2]。 ロッテ時代2023年よりロッテ・ジャイアンツと契約したが[4]、21試合に登板して防御率6.25で、同年10月17日、ウェーバー公示され[5]、10月24日、自由契約選手となった。 引退後2024年1月5日、大学野球部のコーチに就任し現役を引退した。 プレースタイル・人物フォームに無駄な動きが少なく制球力に優れ、平均球速140キロ、最速は時速148キロを出す。得意球はカーブで、とても落差が大きいため打者は対処が難しい。 現在はスプリットをよく使う。 詳細情報年度別投手成績
背番号
脚注
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