小堀城
小堀城(こぼりじょう)は、兵庫県小野市河合中町小字小堀にあった日本の城。河合城・堀井城と共に一体の城郭群を形成していたと考えられている[3]。 概要加古川右岸の沖積地上に立地する中世城館である。付近には「イバ」と言う字名が残る[3]。 本曲輪跡地およびその南西部に土塁が残存し、土塁南西端には虎口が残る。『上月文書』『播磨征伐之事』等の記録史料によれば、城主は赤松氏一族の三枝氏(光枝氏)と伝わる。『日本城郭大系』では、近隣の赤松氏系氏族の城郭である河合城・堀井城と水路で結ばれ、一体化していたと考えられている[3][4][5]。加古川の河川交通を抑える重要な役割を果たしていた。 加古川市・三木市・小野市・加西市は、戦国時代の歴史の舞台となった城跡が多数存在するなど、「三木合戦」を通じて密接につながっている地域である。この4市の観光協会では、東播磨・北播磨に点在する城跡を活用した観光客の誘客を促進するため、御城印を制作してきた。小野市では、その第2弾として阿形城・来住城・小堀城の御城印を発行し、2022年(令和4年)11月1日より販売した[6]。 所在地小野市河合中町小字小堀 最寄駅周辺史跡・寺社
周辺施設周辺道路脚注参考文献関連項目 |