小出英筠
小出 英筠(こいで ふさたけ/ふさもと)は、丹波国園部藩7代藩主。吉親系小出家7代。 生涯6代藩主・小出英常の長男。母は井伊直存の娘。正室は松平頼謙の娘・鑑。継室は分部光実の娘。 安永4年(1775年)、父の死去により2歳で跡を継ぐ。天明7年(1787年)11月、天明の大飢饉が原因で大規模な百姓一揆が起こり、その鎮圧と解決に努めた。藩財政窮乏化のため、タバコの専売制を実施し、さらに藩校・教先館を設立する。財政改革にはあまり効果がなかったが、文化的には発展した。 文政4年(1821年)5月10日、48歳で死去し、跡を次男の英発が継いだ。 系譜 |