宮城竜輝
宮城 竜輝(みやぎ たつき、2001年10月4日[1] - )は、沖縄県中頭郡嘉手納町出身の元プロ野球選手(投手)。 兄は横浜DeNAベイスターズ投手の宮城滝太。 経歴嘉手納町立嘉手納小学校時代は嘉手納ライオンズに、嘉手納町立嘉手納中学校時代は読谷ボーイズに所属。小学1年生のときに野球を始めた[2]。 沖縄県立中部商業高等学校時代は3年春に背番号1を付け、エースを務める。春季沖縄大会初戦の対中部農戦では被安打2、14奪三振で完封の快投を見せた[3]が、準々決勝で沖縄工に敗れ、ベスト8にとどまった。同年夏の県大会前に肘を故障し、夏の大会は不出場に終わったことで精神的に沈み込み、高校卒業後は就職し、1年間野球から離れてしまう[4]。 しかし、DeNAに育成選手として入団した兄・滝太の活躍に刺激を受け、野球の再開を決意[4][5]。地元沖縄の独立プロ野球団・琉球ブルーオーシャンズのトライアウト受験に向けて、平日は仕事後にトレーニングジムに通い、週末は高校時代の同級生とのボールを使った練習に励んだ[4]。2020年11月6日にANA BALL PARK浦添で行われたトライアウトに合格し[1]、琉球への入団を果たした[5]。「(兄と)絶対一緒に戦いたい」と[4]NPB入りを目標とする[5]。 2021年9月末日、契約満了により琉球を1年で自由契約となった[6]。球団Twitterに公開された同年の通算成績は、15試合に登板して16回を投げ、16与四球、14奪三振、防御率6.19の内容だった[7]。 2022年12月に開催されたベースボール・チャレンジ・リーグ(ルートインBCリーグ)・茨城アストロプラネッツのトライアウトに参加し、合格。2023年1月6日、茨城に練習生として入団することが発表された[8]。選手契約に変更されないまま、4月15日に退団が発表された[9]。 同年5月12日、関西独立リーグ(さわかみ関西独立リーグ)・堺シュライクスへの入団が発表された[10]。シーズン終了まで所属し、10月6日に自由契約での退団が発表された[11]。堺での成績は、9試合に登板して2ホールドを記録し、防御率1.74だった[12]。 11月2日に、九州アジアリーグ(ヤマエグループ 九州アジアリーグ)の北九州下関フェニックスが実施した独自トライアウトに参加し、11月9日に合格が発表された[13]。2024年の1シーズンプレーし、シーズン終了後の10月27日に任意引退での退団が発表された[14]。 選手としての特徴・人物直球の最速は146km/h[15]。変化球は、横方向へのスライダーとスプリットを投げられる[16]。 グラブは兄・滝太から譲り受けたネーム入りのものを使用する[4]。 詳細情報独立リーグ球団での投手成績出典は「一球速報.com」[12]。
背番号
脚注
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