宝駿・530530(Baojun 530)は、上汽通用五菱汽車が宝駿ブランドにて販売するクロスオーバーSUVである。 概要
2018年3月11日、中国市場で発売[1]。発売時のパワートレインは6速MTまたは6速DCTを組み合わせる1.5Lターボガソリンエンジンと5速ATを組み合わせる1.8Lガソリンエンジンが設定された[2]。 2018年11月には、中国市場向け2019年モデルを発売[3]。ボッシュとSAICが共同開発したCVTが採用された。 2019年1月、中国市場向けに7人乗りモデルが設定された[4]。 2019年10月、中国市場向けに2020年モデルを発売[5]。フロントバンパーなどが刷新されたほか、10.4インチタッチスクリーンを採用した。
中国国外での展開シボレー・キャプティバ(2代目)![]() →詳細は「シボレー・キャプティバ」を参照
2代目となるキャプティバは宝駿530をベースに開発され、コロンビアや中東などに導入された[6][7]。 MG・ヘクター(MG Hector)2019年6月、インド市場にてMGヘクターとして販売開始[8]。フィアットから供給される2.0L4気筒ディーゼルエンジンや1.5Lターボガソリンエンジン、48Vマイルドハイブリッドシステム付1.5Lターボガソリンエンジンが搭載される。2020年7月には3列シート、6人乗りまたは7人乗りの「ヘクター プラス」を発売した[9]。 2023年1月、フェイスリフトを実施し発売[10]。フロントグリルが大型化されたほか、14インチのタッチスクリーン、先進運転支援システム(ADAS)レベル2の搭載が行われた。 五菱・アルマズ(Wuling Almaz)![]() ![]() インドネシアでは、五菱(Wuling)ブランドにて「アルマズ(Almaz)」の名で2019年2月27日に発売された[11]。アルマズはアラビア語で「ダイアモンド」を意味する。 2021年3月、スポーツモデル「アルマズ RS」を発売[12]。RSは「希望の星」などを意味する「Rising Star」の略で、先進運転支援システム(ADAS)を充実させている。 2022年11月3日、同社初となるハイブリッドモデル「アルマズ ハイブリッド(Almaz Hybrid)」を発売した[13]。最高出力123 HP、最大トルク168 N・mを発揮する2.0リッター直列4気筒エンジンに最高出力174 HP、最大トルク320 N・mを発生させるモーターを組み合わせる。バッテリーは蓄電容量1.8 kWhのリチウムイオンバッテリーを採用した。 2023年8月10日、ガイキンド・インドネシア国際オートショー(GIIAS)2023にて改良型「アルマズ RS」を公開した[14][15]。エクステリアデザインはフロントグリルがバンパーと組み合わされた。インテリアでは、チルト&テレスコピックステアリングを採用し、より快適な運転が楽しめるように配慮している。 脚注注釈出典
関連項目外部リンク
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