守屋宏紀
守屋 宏紀(もりや ひろき、1990年10月16日 - )は、東京都町田市出身の男子プロテニス選手。所属は北日本物産。町田市立小山小 - 藤沢市立藤が岡中 - 湘南工科大学附属高等学校卒。 ATPランキング自己最高位はシングルス143位、ダブルス224位。 選手経歴ジュニア時代6歳でテニスを始める。中学時代は全国中学校テニス選手権で優勝[1]、高校時代は高校総体でシングルス・ダブルス・団体の3冠を獲得する[2]。世界スーパージュニアテニス選手権大会でもシングルスで準優勝する[3]。2008年12月にプロに転向。 全日本テニス選手権では2008年にベスト4、2009年と2010年はベスト8、2011年の決勝で伊藤竜馬を5-7, 7-6(2), 6-2で破り初優勝した[4]。 2012年 グランドスラム初出場4大大会では2012年全仏オープンから予選に挑戦を始めた。3度目の2012年全米オープン予選決勝でダニエル・コサコフスキーを4-6, 7-6(5), 6-3で破りグランドスラム本戦に初出場した[5]。1回戦でイワン・ドディグに0-6, 1-6, 2-6で完敗した[6]。9月のタイ・オープンでは予選から勝ち上がり1回戦でロビン・ハーセを2-6, 7-6(6), 6-3で破りATPツアーでの初勝利を挙げた[7]。2回戦でヤンコ・ティプサレビッチに4-6, 4-6で敗れた。楽天ジャパンオープンにもワイルドカードで出場し、1回戦でスタニスラス・ワウリンカに5-7, 6-4, 4-6で敗れた。11月のダンロップワールドチャレンジテニストーナメントで準優勝しランキングを171位まで上げた[8]。年間最終ランキングは185位。 2013年 デビスカップ初出場4月に行われたデビスカップアジア/オセアニアゾーングループⅠ・2回戦の韓国戦でデビスカップ日本代表に初招集され、2日目のダブルスで内山靖崇とペアを組み同大会初出場を果たす。相手ペアに5-7, 1-6, 4-6で敗れたものの、日本チームは通算で3勝2敗とし同年9月のワールドグループプレーオフに進出を決めた。年間最終ランキングは180位。 2014年 チャレンジャー初優勝7月のグランビー・チャレンジャーでは決勝でファブリス・マルタンを7-5, 6-7(4), 6-3で勝利しATPチャレンジャーツアー初優勝を果たした。年間最終ランキングは146位。 2015年 ATPツアー本戦2勝目全豪オープンは予選決勝で敗れたものの、出場予定だったフアン・マルティン・デル・ポトロが左手首の故障を理由に欠場したためラッキールーザーで出場。1回戦でイェジ・ヤノヴィッツに6-7, 6-2, 3-6, 5-7で敗北。ウィンブルドンでは予選を突破し同大会で初出場を果たすが、1回戦で第9シードのマリン・チリッチに3-6, 2-6, 6-7(4)で敗れた。9月に開催された深圳オープンでは予選を勝ち上がると、1回戦でリチャルダス・ベランキスに6-4, 6-3で勝利し3年ぶりのATPツアー本戦勝利を挙げた[9]。2回戦では第3シードのトミー・ロブレドに7-5, 6-3で敗れベスト8進出はならなかった。年間最終ランキングは199位。 2016年 チャレンジャー2勝目9月の南昌チャレンジャーでは2回戦で伊藤竜馬を6-4, 6-0で破るなど、決勝に進出。決勝で韓国の若手鄭現を4-6, 6-1, 6-4で勝利しATPチャレンジャーツアー2勝目を挙げた。年間最終ランキングは173位。 2018年 チャレンジャー3勝目5月のラフバラーチャレンジャーでは第8シードから勝ち上がり、決勝では元世界89位のジェームズ・ワードを6-2, 7-5で破って、優勝。初戦から失セットゼロで、ATPチャレンジャーツアー3勝目を果たした。また9月に行われた上海チャレンジャーでは序盤フルセットの戦いを強いられながら勝ち上がり、準決勝では中国のゼ・リーに6-7(3), 7-6(5), 7-6(4)で逆転勝ち。決勝ではブラズ・カブチッチに敗れるも準優勝を飾った。年間最終ランキングは180位。 2022年 ATPツアー本戦3勝目韓国オープンと楽天ジャパン・オープンではラッキールーザーとしてATPツアー本戦出場を果たす。後者の木下オープンでは1回戦で清水悠太を下して、ツアー本戦3勝目とATPツアー・500シリーズ初勝利を挙げた。年間最終ランキングは275位。 ATPチャレンジャーツアー・ITFワールドテニスツアー決勝
シングルス
ダブルス
成績
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
デビスカップ
脚注
外部リンク |
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