奥能登に吹く殺意の風

十津川警部シリーズ > 奥能登に吹く殺意の風

『奥能登に吹く殺意の風』（おくのとにふくさついのかぜ）は、西村京太郎の推理小説である[1]。

概要

同作は、1994年4月に光文社よりカッパ・ノベルスとして出版された218ページに及ぶミステリー小説である。その後、光文社文庫より1997年5月に287ページに及ぶ形で、2007年6月には講談社より325ページに及ぶ形で刊行されている[1][2][3][4]。

同作は十津川警部シリーズ中の一作である。

あらすじ

能登に旅行中だった警視庁・十津川班の北条早苗刑事は、何者かにライフル銃で狙撃され、負傷する。当初は人違いでの狙撃かと思われたが、のちに早苗が宿泊した家の娘・田村真理子が片山津温泉で溺死し、犯人から早苗殺害を予告する挑発的な電話が届く。また、一方で東京の国立ではバス爆破事件が発生し、早苗の同僚・清水刑事を含む同僚4人が死亡していた。不可解な犯人の狙いに十津川刑事が独特の推理で挑む[4][5]。

登場人物

脚注

1. ^ “奥能登に吹く殺意の風 講談社 2007年度刊 - 国立国会図書館リサーチ”. 2020年11月14日閲覧。
2. “奥能登に吹く殺意の風 (カッパ・ノベルス)”. 2020年11月14日閲覧。
3. “奥能登に吹く殺意の風 : 長編推理小説 (光文社文庫)”. 2020年11月14日閲覧。
4. ^ “『奥能登に吹く殺意の風』（西村 京太郎）：講談社文庫 製品詳細 講談社BOOK倶楽部”. 講談社BOOK倶楽部. 2020年11月13日閲覧。
5. “奥能登に吹く殺意の風 - 長編推理小説”. 紀伊國屋書店ウェブストア｜オンライン書店｜本、雑誌の通販、電子書籍ストア. 2020年11月14日閲覧。