大阪-ハンブルクカップ(おおさかハンブルクカップ)とは、日本中央競馬会 (JRA) が阪神競馬場で施行する競馬の競走である。正賞はハンブルク競馬場賞[2]。
競走名は大阪市と友好都市提携しているドイツ・ハンブルクに由来する[3]。交換競走であり[3]、ハンブルク競馬場では「阪神カップ」が施行されている[4]。
概要
1996年まで施行されていた大阪城ステークス[5]の施行時期、条件を引き継ぎ、1997年にオープンクラスのハンデキャップ競走として創設された。
芝2400m戦で開催されていた2016年までは時期的に本競走をステップに天皇賞(春)へ出走する馬がおり、JRA-VANの調べによれば2002年から2011年までの10年間に3頭が、いずれも単勝10番人気以下の評価を覆して3着以内に入賞している[6]。
出走資格はサラブレッド系4歳(旧表記5歳)以上のJRA所属の競走馬(外国産馬含む)、JRAに認定された地方所属の競走馬及び外国調教馬である。
歴史
- 1997年[3] - 阪神競馬場にて5歳(現4歳)以上の競走馬による芝2500mの混合競走・オープン特別競走「大阪-ハンブルクカップ」として創設。負担重量はハンデキャップ。
- 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「5歳以上」から「4歳以上」に変更。
- 2006年 - 競馬番組改編により、メインレースが阪神牝馬ステークスになったことに伴い、競走番号が第11競走から第10競走に変更。
- 2007年
- 阪神競馬場の芝外回りコース新設に伴い、施行距離を芝外回り2400mに変更。
- 混合競走から国際競走に変更。
- 2009年 - 関西主場において最終競走の発走時刻を16時40分に設定したことに伴い、競走番号が第10競走から第9競走に変更。
- 2011年 - 東北地方太平洋沖地震による番組変更に伴い、当初予定の第9競走から第10競走に変更して施行。
- 2012年 - 競馬番組改編により、メインレースが桜花賞になったことに伴い、競走番号が第9競走から第10競走に変更。
- 2017年 - 競馬番組改編により、施行距離を芝1400m、負担重量を別定に変更[7]。
- 2018年
- 競馬番組改編により、施行条件を1600万円以下、負担重量をハンデキャップに変更[8]。
- 国際競走から混合競走に変更。
- 2020年
- 2021年
- 競馬番組改編により、施行距離を芝2600m、施行条件をオープン特別に変更。
- 混合競走から国際競走に変更。
歴代優勝馬
馬齢は2001年以降の表記に統一する。
脚注
関連項目