松元省一

松元 省一(まつもと しょういち、1939年10月3日 - )は、日本中央競馬会 (JRA) 栗東トレーニングセンターに所属していた元調教師京都府出身。同志社香里中学校・高等学校同志社大学卒業。父は松元正雄元調教師で、弟に松元茂樹元調教師(ビリーヴギルデッドエージなどを管理)が、甥に茂樹の実子で元競艇選手の松元弥佑紀がいる。

略歴

同志社大学卒業後、自動車販売の会社に勤めていた[1]

1965年に父の松元正雄厩舎にて厩務員となり、その年のうちに調教助手となる。1975年に調教師免許を取得し、翌1976年に栗東で厩舎を開業。初出走は同年7月3日中京競馬第2競走のイチモンジで7着。初勝利は同年11月6日京都競馬第3競走のシゲパワーでのべ18頭目であった。

1981年小倉大賞典をローベルギフトで制して重賞初制覇。GI競走初勝利は1991年皐月賞トウカイテイオーにより挙げた。これ以降フラワーパークスティルインラブなどのような有力馬を何頭も管理することになった。[2]

2008年2月に定年を待たず調教師を勇退した。調教師成績は4,988戦588勝。そのうち重賞は23勝を挙げている。

主な管理馬

太字はGI競走

表彰歴

おもな厩舎所属者

※太字は門下生。括弧内は厩舎所属期間と所属中の職分。

脚注

  1. ^ 『優駿』2009年7月号、125頁。 
  2. ^ 松元省一 管理馬重賞勝利”. 2023年4月19日閲覧。

関連項目