株式会社大阪チタニウムテクノロジーズ(おおさかチタニウムテクノロジーズ、英: OSAKA Titanium technologies Co.,Ltd.[3]、略称:OTC)は、日本の非鉄金属メーカーである。
金属チタン素材加工において世界有数のメーカーである。チタン事業では東邦チタニウムと市場を二分する。日本国内初の一酸化ケイ素製造メーカーであり[4]、かつては多結晶ケイ素(ポリシリコン)も手掛けていた。
主要事業所
沿革
- 1937年(昭和12年)1月 - 大阪特殊製鉄所発足。
- 1952年(昭和27年)
- 4月 - 金属チタンの製造を開始。
- 11月26日 - 住友金属工業(当時。現・日本製鉄)が資本参加、大阪チタニウム製造株式会社が発足。
- 1954年(昭和29年)- チタン工場稼働。
- 1957年(昭和32年)- 多結晶シリコンの研究開発開始。
- 1960年(昭和35年)1月 - 多結晶シリコンの製造開始。
- 1961年(昭和36年)- 塩化マグネシウム電解工場完成。
- 1981年(昭和56年)- チタンインゴット工場完成。
- 1982年(昭和57年)- 新スポンジチタン工場完成。
- 1984年(昭和59年)- 新多結晶工場稼働開始。
- 1993年(平成5年)1月 - 住友シチックス株式会社に社名変更。
- 1997年(平成9年)
- 5月20日 - 住友シチックスにより、株式会社シチックス尼崎設立。
- 10月1日 - シチックス尼崎が住友シチックスのチタン・多結晶シリコン・開発商品事業を継承し、株式会社住友シチックス尼崎に商号変更し、営業開始。
- 1998年(平成10年)10月1日 - 住友シチックスが住友金属工業に合併。
- 2002年(平成14年)
- 1月1日 - 住友シチックス尼崎が住友チタニウム株式会社に社名変更。
- 3月8日 - 東証2部に株式上場。
- 2005年(平成17年)3月1日 - 東証1部上場に指定替え。新株発行等により、住友金属工業・神戸製鋼所が筆頭株主となる。
- 2007年(平成19年)10月1日 - 住友チタニウムが株式会社大阪チタニウムテクノロジーズに社名変更。
- 2009年(平成21年)6月 - 大阪府岸和田市に岸和田製造所を開設。チタン溶解新工場が岸和田製造所に完成。
- 2011年(平成23年)4月 - ポリシリコン新工場が岸和田製造所に完成。
- 2014年(平成26年)4月 - チタン溶解事業の生産体制を尼崎工場に集約。
- 2019年(平成31年)3月 - ポリシリコン事業から撤退。
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク