大泉寺(だいせんじ)は、愛知県犬山市栗栖にある、臨済宗妙心寺派の寺院。山号は、補陀落山と称する。本尊は、聖観世音菩薩。開山は、無極慧徹禅師。
歴史
応永8年(1401年)、無極慧徹禅師によって、開創される。
年表
西暦 |
事項
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1401
1409
1429
1430
〃
1441
1446
1462
1542
1548
〃
〃
1587
1591
1592
1608
1609
1612
1626
1661
1667
1697
1702
1736
1739
1755
1785
1791
1796
1827
1836
1858
1880
1891
1901
1904
1918
1925
1926
1943
1946
1948
1950
1983
1988
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無極慧徹、当寺を開創 (寺伝・鐘銘)
無極慧徹、越前龍泉寺へ輪住 (龍泉寺前住帳)
月江正文、越前龍泉寺へ輪住 (龍泉寺輪住帳)
12月18日、無極慧徹示寂。 (世寿81歳 当寺に墓有り)
月江正文、当寺2世となる
当寺、後小松天皇勅願寺となる (寺伝)
4月3日、懸仏成る (墨書)
1月3日、月江正文示寂
先照瑞初、入寺し再興 (瑞源「由緒書引得」)
5月1日、先照、以安智察に印可状を付す。(大仙寺蔵)
先照、梵鐘を鋳造 (昭和25年「梵鐘銘」)
先照瑞初示寂
2月26日、以安智察示寂。
1月20日、当寺焼失という
8月7日、鶴峯示寂 (墓石銘)
9月2日、検地。伊奈備前の配下石原源兵衛、一反三畝を除地 (寺伝)
6月26日、犬山城主 平岩親吉、今井村百石の領地を当寺に寄進
当寺焼失
7月17日、4世庸山景庸 示寂
10月1日、5世愚堂東寔 示寂
10月29日、7世説玄景演 示寂
梵鐘再鋳 (昭和25年「梵鐘銘」)
天源隠居、9世梅山宗竹住持となる
10月7日、梅山示寂
5月29日、天源示寂
10世大永隠居
9月、門前に地蔵・十一面観音石仏造立 4月22日、道林示寂
10月7日、洪洲示寂
9月21日、東宗示寂 67歳
4月、瑞源示寂 4月12日、苔洲示寂
旧2月3日、16世信定全恭示寂
10月28日、濃尾大震災、本堂・庫裏等倒壊
本堂兼庫裏再建成る
4月24日、17世泰明和尚示寂 1月、18世泰道俊康、鐘楼堂再建
梵鐘再鋳
4月開山無極禅師500年遠忌修行
梵鐘供出
3月19日、18世泰道俊康示寂、72歳
10月、農地解放により、田畑4町歩余りを失う
3月、19世大道文英、梵鐘再鋳
本堂・庫裏・山門の屋根葺き替え、伽藍の改修
19世大道文英示寂
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所在地
愛知県犬山市栗栖768
年中行事
- 1月12日大般若祈祷
- 6月あじさい祭り
- 8月11日~12日 施餓鬼
- 12月31日大晦日
画像
アクセス
参考
横山 住雄 著『犬山大泉寺史』大泉寺 1985
外部リンク