大森・金城学院前駅(おおもり・きんじょうがくいんまええき)は、愛知県名古屋市守山区大森3丁目にある、名鉄瀬戸線の駅である。駅番号はST12。名古屋鉄道で一番長い駅名を持つ。
歴史
1992年(平成4年)当時、当駅の利用客の半分近くが金城学院大学への通学生だったため、駅名を変更した[2]。
駅構造
相対式2面2線ホームの地上駅。
北改札口設置までは夜間など一部時間帯は無人駅だったが、その後2024年(令和6年)9月27日まで終日有人駅となり、翌28日から再び終日無人駅(駅集中管理システム導入)になっている。
駅舎の2F・3Fはグリーンシティケーブルテレビの旧社屋となっていた(2018年(平成30年)4月16日に、名鉄瀬戸線・尾張旭駅前の新社屋に移転)。地下は自転車置き場となっている。
なお、きついカーブ上に駅のホームがあるため通常より電車とホームの隙間が大きい。そのためセンサー式の転落検知装置がいち早く導入されている。
両ホームは階段でのみ繋がっており、改札内にエレベーターやエスカレーターは設置されていない。
改札口
栄町方面ホーム側に南改札口、尾張瀬戸方面ホーム側に北改札口があり、跨線橋でつながっている。
- 南改札口
- 1992年の現在の駅舎開業時からある改札口で、栄町方面ホームには階段なしで、ダイレクトに接続している。2024年までは窓口があった。
- 北改札口
- バリアフリー対応化に伴い、2006年(平成18年)9月に設置された。こちらは尾張瀬戸方面ホームにダイレクトに接続している。南改札口とは異なり、設置当初から窓口がなく、駅員もいないため、自動精算機が設置されている。
なお、尾張瀬戸方面ホームの西側(踏切の横)にかつて臨時改札口があった。金城学院大学の学生の通学が集中する時間帯にのみ開放していた。また車椅子を利用している人などバリアフリーのための改札としても利用されていたが、北改札口設置に伴い閉鎖された。2016年(平成28年)6月現在でも、北側(敷地境界側)の手すりが残っている。
配線図
大森・金城学院前駅 構内配線略図
← 尾張瀬戸方面 |
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→ 大曽根・ 栄町方面 |
凡例
出典:[8] |
駅周辺
この駅の周辺は、主に住宅地である。
最寄りのバス停は、「大森」(名古屋市交通局・名古屋市営バス)である。
利用状況
- 「移動等円滑化取組報告書」によれば、2020年度の1日平均乗降人員は7,782人である[9]。
- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は12,867人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中27位、瀬戸線(20駅)中3位であった[10]。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は12,646人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中30位、瀬戸線(19駅)中5位であった[11]。
- 名古屋市統計年鑑によると、当駅の一日平均乗車人員は、以下の通り推移している。
- 2004年度 4,254人
- 2005年度 5,764人
- 2006年度 5,843人
- 2007年度 5,970人
- 2008年度 5,943人
- 2009年度 5,781人
- 2010年度 5,765人
- 2011年度 6,020人
- 2012年度 6,202人
- 2013年度 6,397人
- 2014年度 6,250人
- 2015年度 6,465人
- 2016年度 6,432人
- 2017年度 6,495人
- 2018年度 6,479人
- 2019年度 6,295人
※ 瀬戸線の駅では、栄町駅、大曽根駅、小幡駅に次いで、4番目に利用客が多い。
隣の駅
- 名古屋鉄道
- ST 瀬戸線
- ■急行
- 喜多山駅(ST11) - 大森・金城学院前駅(ST12) - 尾張旭駅(ST15)
- ■準急・■普通
- 喜多山駅(ST11) - 大森・金城学院前駅(ST12) - 印場駅(ST13)
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク