大島弓子が選んだ大島弓子選集大島弓子が選んだ大島弓子選集(おおしまゆみこがえらんだおおしまゆみこせんしゅう)は、大島弓子の漫画作品集である。2008年(平成20年)から2009年(平成21年)にかけてメディアファクトリーから刊行された。全7巻[1]。 概要メディアファクトリー「MFコミックス」として刊行。大島弓子の同名漫画を原作とした実写映画『グーグーだって猫である』が、2008年9月6日に公開されるのに合わせて刊行開始された。装丁は朝日ソノラマ版『大島弓子選集』を手掛けた羽良多平吉が担当した。 また映画公開に合わせて2008年8月29日には、映画の劇中に登場する作品7編を収録した『大島弓子セレクション セブンストーリーズ』(ISBN 9784048542562)が角川グループパブリッシングから刊行されたが、こちらも装丁に羽良多平吉を起用している[2]。 大島弓子の選集は過去に何回か刊行されているが、書名のとおり自選の選集であることが特徴である。各巻とも収録作品の間に、各作品について作者自身が語った描き下ろしコミックエッセイが挿入されている。また1巻と2巻の巻末には大島の自作短編小説が掲載されており、2巻掲載の「うしろの三人組」は大島の自伝的小説となっている。 各巻の巻末には著名人等からの応援メッセージが寄稿され、「花の24年組」と並び称された竹宮惠子と萩尾望都、大島のファンを自認するよしもとばなな[3]らがメッセージを寄せている。 2巻から4巻には、大島の代表作である『綿の国星』を全話収録する。 収録作品第1巻「ミモザ館でつかまえて」
第2巻「綿の国星 上」
第3巻「綿の国星 中」
第4巻「綿の国星 下」
第5巻「ダリアの帯」
第6巻「秋日子かく語りき」
第7巻「ロスト ハウス」
脚注
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