大久保浄水場大久保浄水場(おおくぼじょうすいじょう 英: Ookubo Purification Plant)は、埼玉県さいたま市桜区宿にある埼玉県企業局の県営浄水場。供給する水道水は、県南中央地域及び県西部区域15市1町の約380万人に利用されている[1]。 昭和の高度経済成長期に、人口の急増する埼玉県南部の需要に対応するため、県庁所在地であった旧浦和市郊外の大久保地区に浄水場が建設されることが決まった。取水源となる荒川に近く[1]、まとまった土地が確保できたからである。その後、水源の逼迫する県西地域への供給を開始するために施設が拡張され、さいたま市となった現在では、1日最大給水量130万立方メートルの施設能力を有する国内最大級の基幹浄水場となっている[1]。さいたま市水道局(旧・埼玉県南水道企業団)[2]や川口市水道局は浄水場建設前は地下水を利用していたが、完成後はほぼ大久保浄水場の水を受水し、配水するようになった[3][4]。 概要
設備
脚注関連項目外部リンク参考文献
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