外岡裕子
外岡 裕子(とのおか ゆうこ、1976年7月19日 - )は茨城県出身の日本の柔道家。現役時代は72kg超級及び78kg級の選手。身長164cm。体重84kg[1][2]。 経歴柔道は明光中学に入学してから始めた[2]。3年の時には全国中学校柔道大会56kg超級の準決勝で阿武教子と対戦するが、送襟絞で敗れて3位だった[1]。土浦日大高校へ進むと、2年の全国高校選手権72kg超級決勝では柳川高校2年の阿武に注意で敗れた。3年の選抜体重別では準決勝で阿武に判定で敗れて3位だった[2]。金鷲旗決勝の柳川高校戦では副将として大将の阿武と対戦するが、あと10秒守りきれば引き分けとなってチームが優勝するという場面で注意を与えられると、終了1秒前には内股で投げられた。続く大将の岡安孝枝も阿武に崩袈裟固で敗れたことにより、後一歩のところで優勝を逃すことになった[3]。インターハイでは予選リーグで柳川高校と同じ組に入ってしまうが、競い勝って決勝トーナメントに進むものの、準決勝の夙川学院高校戦では岡安が一本負けしたことで3位にとどまった[2]。世界ジュニアでは準決勝で身長2mを越す中国の劉シンユンから大内刈で有効を取って勝利すると、決勝ではブラジルの選手を合技で破って優勝を飾った[1][4]。帝京大学に進学すると、1年の時には選抜体重別準決勝で阿武に判定で敗れて3位だった。無差別で争われる学生選手権では1年生ながら優勝を飾った[2]。全国女子体重別では決勝で日体大2年の二宮美穂に敗れて2位だった。2年の正力杯では拓殖大学3年の妹尾ひでみに敗れて2位だった[1]。全国女子体重別でも決勝で二宮に敗れた。3年になると階級を78kg級に変更した。フランス国際では3位となった。4年の時には全国女子体重別と世界学生で3位に入った。大学を卒業後はセコムへ入社するが、際立った活躍は見られなかった。ライバルの阿武とは中学時代から何度となく対戦しながら、結局一度も勝てずに終わった[5]。2006年には全日本選手権で3位になったことのある2歳年下の大村昌弘と結婚した[6]。 主な戦績72kg超級での戦績
78kg級での戦績 脚注
外部リンク
|
Portal di Ensiklopedia Dunia