城戸みつる
城戸 みつる(きど みつる)は、日本の漫画家[2]。静岡県出身[1]。2019年より『ジャンプスクエア』(集英社)にて、『カワイスギクライシス』を連載している[3]。 来歴受賞2006年8月、『月刊モーニングtwo』(講談社)創刊号に「MANGA OPEN SUPER ROOKIE 2連発」として『城戸みつるのささくれと枝毛』を掲載[4][5][6]。2010年、『Fever!!〜貧乏レイジの同居人〜』が『まんがタイム』(芳文社)新人4コマまんが大賞にて植田まさし賞を受賞[7]。原稿を描きためていたところ、担当編集者から赤塚賞に出してみようかと提案され、サラリーマンをしていた29歳の時に[1]、『別にいいけど』が第76回赤塚賞にて佳作を受賞[8]。 単行本化までいろいろな雑誌の漫画賞に投稿するが、なかなか評価を得られず、城戸は途方に暮れていた[9]。インターネットで漫画を公開しようと考えた城戸は、ブログでは面倒そうだが、気軽さを考えてpixivに投稿することにした[9]。城戸は葛飾北斎が好きであったため、「キャラを作って漫画で描いてみよう」と考えた[9]。そこでpixivでの初投稿作品『北斎先生!!』を公開[9]。その当時、ちょうど「講談社×pixivまんがスカウトFes」が開催されていたため、仕事が欲しいという理由で応募する[9]。4コマ漫画の『北斎先生!!』が「講談社×pixivまんがスカウトFes」で話題となり、2013年9月より『ARIA』(講談社)にて連載を開始[10]。同作が初の単行本化作品となる[9]。単行本収録は、雑誌に掲載された話のみとなっている[9]。 連載2015年8月、『ジャンプスクエア』(集英社)9月号より赤ちゃんを主人公としたギャグ『ハッピィミリィ』の連載を開始[11]。2016年4月、『少年マガジンR』(講談社)3号より「一睡もしていない少女の日常」が登場する4コマ漫画『ふみんなふみな』の連載を開始し[12]、2018年2号で連載を終了[13]。2018年8月、『マガジンポケット』(講談社)にて睡魔のコメディ『少年睡魔と今日も夜ふかし』の連載を開始[14]。 2019年11月より『ジャンプスクエア』にて、『カワイスギクライシス』を連載開始[3]。2021年7月からは同社の『少年ジャンプ+』でも並行して火曜日に掲載されている[15]。2023年、同作がテレビアニメ化されている[16]。 人物尾田栄一郎の『ONE PIECE』のような、「いかにも少年漫画」というような「明るい話や元気の出る話」を好む[9]。「読んでて元気が出るから」だといい、「軽い気持ちで読み始められて、読後にいい気分になる」ような漫画を城戸も描きたいと話している[9]。 尊敬する漫画家に秋月りす、秋竜山、いしいひさいちを挙げている[1]。好きな作品は植田まさしの『コボちゃん』、『かりあげクン』[1]。城戸は『ドラゴンクエスト』や『ドラゴンボール』も大好きであったと話している[17]。 2015年時点の制作環境は、アナログであった[9]。漫画作品では下書きをせず、ミリペンで描く[9]。彩色はコピックを使用していたが、2015年ごろにComicStudioに変更している[9]。台詞はComicStudioで挿入している[9]。 作品リスト連載
読み切り
その他
脚注
外部リンク
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