坂本光司
坂本 光司(さかもと こうじ、1947年1月5日 - )は、日本の経営学者(地域経済論・地域企業論)。元法政大学大学院政策創造研究科教授、特定非営利活動法人SOHO・アット・しずおか理事長[1]、人を大切にする経営学会会長[2]、アチーブメント株式会社顧問[3]。 特定非営利活動法人オールしずおかベストコミュニティ理事長、特定非営利活動法人ストリートデザイン研究機構理事長、社会起業大学[4]顧問などを歴任した。 来歴生い立ち1947年、静岡県志太郡(のちの大井川町。現在の焼津市)にて生まれた。 静岡県立榛原高等学校を経て、法政大学経営学部を卒業した。 学究活動法政大学経営学部講師、静岡県立大学経営情報学部講師、浜松大学経営情報学部教授・大学院経営学研究科教授、福井県立大学地域経済研究所教授、静岡文化芸術大学文化政策学部教授・大学院文化政策研究科教授、法政大学大学院イノベーションマネジメント研究科客員教授、静岡県立大学経営情報学部客員教授、法政大学大学院政策創造研究科教授などを歴任した。 法政大学大学院に設置された政策創造研究科の政策創造専攻にて教授を務めた。また、法政大学大学院では、イノベーション・マネジメント研究科のイノベーション・マネジメント専攻の教授も兼任した。さらに、新設された法政大学静岡キャンパスでは、キャンパス長も務めていた[5]。 公的活動通商産業省では経営に関する審議会等の議論に参加しており、中小企業近代化審議会、大規模小売店舗審議会、産炭地域振興審議会の各委員を歴任した。また、日本学術振興会では特別研究員等審査会の専門委員を務めた。現在は、中小企業庁に設置された経営革新制度評価委員会にて委員長を務めた[6]。 研究専門分野は経営学であり、地域経済論や中小企業論などの研究を中心としている。全国6000社以上の企業を訪問し調査・分析を実施するなど、フィールドワークやケーススタディーを重視した研究を行っている。中小企業やベンチャーに関する一般読者向け著書も多い。 研究のみならず起業家の育成にも努めており、シンクタンク・ソフィアバンク副理事長の藤沢久美らとともに、Small Office/Home Officeの振興・支援を行うNPO「SOHO・アット・しずおか」を起ち上げ、坂本が理事長を務めている。また、社会福祉法人「草笛の会」の草笛共同作業所施設長や社会福祉法人「覆育会」のすぎのこ作業所施設長らとともに障碍者の雇用を推進するNPO「オールしずおかベストコミュニティ」を新たに起ち上げ[7]、こちらも坂本が理事長に就任した[8]。 その他「人を大切にする経営学会」を立ち上げ、清成忠男・西水美恵子・塚越寛・藤沢久美とともに代表発起人として名をつらねた[9]。 略歴
賞歴
著作単著
共著
編著(単独)
編著(共同)
寄稿脚注
関連項目
外部リンク
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