土渕海峡土渕海峡(どふちかいきょう)は、香川県小豆郡土庄町の小豆島本島部(渕崎地区)と前島(土庄地区)を隔てる海峡[1][2]。最狭部は9.93メートルで、「世界で最も狭い海峡」として1996年1月、ギネス世界記録に認定された[2][3]。 概要土庄町の市街地では両岸がコンクリートの護岸で覆われ人工河川のようである[3]が、全長は約2.5キロメートル、最大幅は約400メートルある[2][3]。水深は3.4メートル(満潮時)、1.5メートル(干潮時)[4]。 最狭部付近では市街地をつなぐ橋が複数かけられており、南側にある土庄町役場では横断証明書を有料で発行している[1][2]。このうち永代橋(えいたいはし)には香川県道26号土庄福田線が通る。 命名とギネス登録土渕海峡という名称は、ギネスブックへ申請する際に海峡の名前が必要であったため、土庄町の「土」と対岸の渕崎地区の「渕」を取って命名されたものである。それまでは、この海峡に名前は特についていなかった[5]。 ギネスには1990年に一度申請したが、国家機関の証明がないと指摘され、国土地理院の地形図への記載後に再申請して認められた[6]。 特筆事項毎年11月に開催される瀬戸内海タートルマラソンでは出発点となっている。 脚注参考文献
関連項目外部リンク
座標: 北緯34度29分11.30秒 東経134度11分10.26秒 / 北緯34.4864722度 東経134.1861833度 |