国鉄チム1400形貨車
国鉄チム1400形貨車(こくてつチム1400がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)の前身である鉄道省に在籍した15 t積みの長物車である。 本形式と同様の経歴を持つチム1700形についても本項目で解説する。 概要1943年(昭和18年)4月1日に樺太の内地編入に伴い、樺太庁から鉄道部門(樺太庁鉄道)が鉄道省(樺太鉄道局)に移管された。この際同時にチム1400形(27両、チム1400 - チム1404、チム1406 - チム1419、チム1421 - チム1424、チム1426 - チム1429)、チム1700形(35両、チム1700 - チム1734)の2形式の車籍も鉄道省に編入された。2形式とも15 t積みではあるが二軸ボギー車である。形式名、番号共に樺太庁時代のまま運用された。 戦局の悪化により樺太は車両残留のまま放棄され1945年(昭和20年)に除籍となり形式消滅となった。 脚注参考文献
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