回転SUSHI回転SUSHI(かいてんすし)は、フジテレビ系列のバラエティ番組『はねるのトびら』内で放送されていたゲームコーナーの一つ。番組内では「かいてんずし」と読まれることが多い。 概要2006年5月17日に初放送。好評につき、フジテレビ夏イベントのコーナー(2006年・2008年の『お台場冒険王』、2007年の『ザ・冒険王』)のコーナーとなっていた。 基本的な流れ・ルール・設定この回転寿司屋は外国人の多い街、東京・六本木にある「日本一箸の作法に厳しい店」という設定で、回転寿司のベルトコンベアに乗って流れてくるネタ(料理・食材)を皿に触れることなく、箸で掴んで食べなければならない[1]。 皿からネタを落としてしまったり、自分の前(隣との境界である赤い線の範囲以内)を通り過ぎても掴めない・食べきれない、途中で落としてしまった、食べても反則をしたり、ネタごとに決められた手順に従わずに食べた場合はアウトとなり、罰ゲームとして店の奥から男性店員(若い衆)2人が出てきて、お客が椅子ごと回転させられてしまう。なお文句言った場合でも回されることもある[2]。回転は、大将や隣の席の客、または自分で止められるが、稀に若い衆が乱雑に止めることもある。箸でネタを突き刺す、箸で皿を寄せる、失敗した後の「ズル食い」は反則となっている。 外国人に扮した常連客と初期のゲストは、服装がそれぞれの国を意識したもので、喋り方も片言になっている。またスタッフも白衣を着ている。 常連客とゲストは基本的に「ヘイ、大将!」と言いながら来店。初期にはメンバーが揃うと大将の「ご注文は?」に対し、メンバー全員が「オ・マ・カ・セーッ!!」と叫ぶことで1皿目がスタートしていた。 2006年7月以降放送分以降はゲストの参加により6人や7人でネタを掴むため、1人当たりのネタを掴むエリアが狭まった。 ネタが運ばれてくる時は『ミッキーマウス・マーチ』の替え歌が流れ[3]、各メンバーが挑戦する直前に全員で歌う。倍速の場合は歌が短縮され、全員で1皿の場合は最初のみ歌う。 初めて出たネタを1、2番目のメンバーがミスしてしまうと、他のメンバーと席替えすることが多い。基本的に全員がクリアするまで同じネタが続くが、2回〜3回ミスが続くとネタ切れとして大将が次のネタを出す。 2007年までは、店の紹介や前回のあらすじのナレーションが入ってコーナー名が表示されて始まっていたが、2008年からは、これが省略されてツカジョージ(塚地休養期間はイタチャイ)が店に入ってくる所から始まるようになった。 2010年は多人数のゲストが来店し、メンバーとゲストが混ざって7人で挑戦。残ったメンバーは応援に回る。 ネタ1皿目(一時期はその限りでない)は高級なネタを使った握り寿司が登場する。ある程度放送回数を重ねた後は、スダチを搾るなどの手間を加える必要があったり、2007年9月以降の放送分は掴みやすいネタは倍速で流れるようになった(その際は歌う曲もテンポが上がる)。 主に2皿目以降はゲストがリクエストした料理が登場。ゲストや宣伝する番組などにちなんだオリジナルの品が登場する場合もある。2008年以降分の放送はモーターで皿自体も回転する「W回転」などで、難易度が上がる工夫がされていた。 後半は回によっては様々な趣向が登場する。
最後の皿は果物やデザートが多い。特に水分が多い果物は難易度が高い。 本来のマナーとの相違
影響カジカラス曰く「箸を使いたがらなかった子供達が、このコーナーを見て使うようになった」「教育的コーナー」(2006年8月16日放送分より)。 メンバーやゲストが嫌いな食材を克服することで「好き嫌いなく食べる」という教育効果もある、とされている(2006年11月15日放送分など)。 レギュラー出演者
以下の常連客はすべてボケ担当である。
ツカジョージ→イタチャイ→アブチャン→カジカラス→アキバチョフ→ゲスト(2006年7月から、店に入って来るのもこの順番である)
若い衆
2009年4月から12月の放送分はお笑い芸人の若い衆(キングコングの同期である、4代目若い衆と呼ばれ 第43回・44回は響 45回はハム 46回・47回は平成ノブシコブシなど)罰ゲーム執行者が出演することがあった。罰の執行内容は 3代目若い衆と同じで 1人がイス回しを担当し、もう1人は日本語で大声で罵る 2010年8月・9月の放送分では若い衆が廃止され、罰ゲームが行われなくなった[6]。 放送リスト / ゲスト2006年7月からはゲスト席を6枠または7枠に設け、新たにレギュラー5名 + ゲスト1人または2人(1組)となった。その際ネタもゲストに関わりの物となっている。同年10月25日から一時期は最初に普通の寿司が、最後にデザートが来るというパターンが廃止されたため、最初からより掴みにくい食材(ネタ)が登場することもあった。 2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
脚注
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