和歌山県道33号南紀白浜空港線

主要地方道
和歌山県道33号標識
和歌山県道33号 南紀白浜空港線
主要地方道 南紀白浜空港線
実延長 8.5 km
制定年 1993年建設省指定
1994年和歌山県認定
起点 南紀白浜空港北緯33度39分43.5秒 東経135度21分37.0秒 / 北緯33.662083度 東経135.360278度 / 33.662083; 135.360278 (県道33号起点)
終点 田辺市新庄町北緯33度42分46.6秒 東経135度24分19.2秒 / 北緯33.712944度 東経135.405333度 / 33.712944; 135.405333 (県道33号終点)
接続する
主な道路
記法
和歌山県道31号田辺白浜線
国道42号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

和歌山県道33号南紀白浜空港線(わかやまけんどう33ごうなんきしらはまくうこうせん)は、南紀白浜空港から和歌山県田辺市に至る[1]県道主要地方道)である。

概要

南紀白浜空港と国道42号を連絡する重要な幹線道路として位置付けられており、第一次緊急輸送道路に指定されている[2]

路線データ

全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML

歴史

本路線は、道路法(昭和27年法律第180号)第7条の規定に基づき、一般県道として認定された南紀白浜空港線と堅田新庄線の一部を前身としている。同法第56条の規定に基づき、主要な都道府県道として1993年の第6次主要地方道指定時に両路線を併せて指定された。

年表

  • 1993年(平成5年)5月11日
    建設省(当時)が県道南紀白浜空港線および県道堅田新庄線の一部を南紀白浜空港線として主要地方道に指定[1]
  • 1994年(平成6年)4月1日
    和歌山県が主要地方道として南紀白浜空港線を認定[4]

路線状況

丘陵上にある南紀白浜空港から海岸沿いにある空港入口交差点までの区間は両側2車線ではあるが、多数のチャッターバーが埋め込まれているワインディングロードとなっている。当該区間について、空港の地下をトンネルで通過した北東側で分岐し、アドベンチャーワールド附近を経由して桃の木交差点に至り、藤島北交差点で再び合流する都市計画道路として全線が改良済みの白浜町道[5]利用することで迂回可能である。

終点の田鶴交差点では、本路線から国道42号田辺バイパス南紀田辺IC方面への渋滞緩和策としてレーンを増設する改良工事が2013年平成25年)度までに完成した[6]

白浜道路

藤島交差点から終点の田鶴交差点は、本路線の一部を構成する旧堅田新庄線の区間である。この区間には白浜道路の通称があり、かつては同名の有料道路として日本道路公団が管理し、後に和歌山県が有料道路白浜有料道路として管理していた。1963年昭和38年)12月28日に白浜道路として供用を開始し[7]1981年(昭和56年)6月1日に和歌山県に引き継がれた[8]。その後、1993年4月1日より無料開放された[9]。かつての料金所と管理事務所は田辺市新庄町にあり、跡地には記念碑が建立されている。

重複区間

地理

通過する自治体

交差する道路

沿線にある施設など

脚注

出典

  1. ^ a b s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十一日建設省告示第千二百七十号、建設省
  2. ^ 和歌山県緊急輸送道路ネットワーク図(田辺市域) - 和歌山県道路局(2012年9月20日閲覧)
  3. ^ 和歌山県の道路の現状(主要地方道) - 和歌山県県土整備部道路局(2012年9月13日閲覧)
  4. ^ 平成6年和歌山県告示第248号:路線の認定及び供用開始 - 和歌山県例規集(2012年9月13日閲覧)
  5. ^ 白浜町都市計画マスタープラン(案) - 白浜町(2012年9月20日閲覧)
  6. ^ 田辺市「田鶴交差点」改良事業に着手 (PDF) - 国土交通省近畿地方整備局紀南河川国道事務所(2012年9月13日閲覧)
  7. ^ 昭和38年12月21日道路公団公告第45号「白浜道路料金徴収公告」
  8. ^ 日本道路公団 1986, p. 869.
  9. ^ 『県民の友3月号(平成5年/1993年)』和歌山県知事公室広報広聴課、6頁 (PDF) - 和歌山県立情報交流センター Big.U(2012年9月13日閲覧)

参考文献

  • 日本道路公団『日本道路公団三十年史』1986年。 

関連項目

外部リンク