名木利幸
名木 利幸(なぎ としゆき、1971年11月29日 - )は、高知県安芸市出身の元サッカー審判員、高知県サッカー協会理事。 2017年までFIFA(国際サッカー連盟)国際副審を務めた。 来歴・人物高知工業高等専門学校卒業。1996年12月に1級審判員資格を取得。以後、主にJ1で副審を務め、2007年10月6日に行われたJ1第28節・アルビレックス新潟対大宮アルディージャ戦(新潟スタジアム)で史上19人目となるJ1副審担当120試合を達成した[1]。 また、2003年からは国際副審となり、AFCチャンピオンズリーグやAFCカップ、東アジアサッカー選手権2008などの国際大会で審判員を務めた[2][3][4]。 2009年2月に日本サッカー協会とプロ契約を結び、相樂亨とともに、副審としては初のプロフェッショナルレフェリーとなった[5][6]。2007年から高知県サッカー協会の理事・総務委員長を務めている。 2010年5月25日にロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われた国際親善試合・イングランド対メキシコ戦で副審を務めた[7]。名木は「サッカーを始めてから、夢にも思わなかったことが実現したと感じています。今までの人生の中で大きな出来事でした」とコメントした[8]。同年11月13日には、東京・国立競技場で行われたAFCチャンピオンズリーグ2010決勝・城南一和対ゾブ・アハン戦[9]、12月18日には、UAE・シェイク・ザイード・スタジアムで行われたFIFAクラブワールドカップ2010決勝・マゼンベ対インテル戦を担当した[10]。 2013年にはアジアサッカー連盟(AFC)の年間最優秀アシスタントレフェリーを受賞[11]。 2014年開催のFIFAワールドカップ・ブラジル大会審判団の一員に選出されている[12]。 2017年限りで審判員を引退[13]。2018年2月、インドネシアサッカー協会の審判ダイレクターに就任した[14]。 2020年シーズンからJ1のリーグ戦でビデオ・アシスタント・レフェリー (VAR) が導入されるのにあたり、VAR専任の審判員(アシスタント・ビデオ・アシスタント・レフェリー)として審判登録されている[15]。 副審記録
決勝担当表彰脚注・出典
関連項目外部リンク
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