吉野和男

吉野 和男（よしの かずお、1923年（大正12年）3月26日[1] - 2020年（令和2年）2月21日[1]）は、第3代東京都府中市長。東京都市長会会長、全国市長会副会長を歴任[2]。

来歴・人物

• 市内若松町出身。旧工学院工業専門学校卒業[3]。
• 府中市土木課長、建設課長、総務課長、総務部長、企画調整部長を経て、 1974年助役に就任。
• 1980年市長に初当選。市長時代には市内の再開発や府中市立美術館などの建設に関わった[2]。
• 1989年から1996年まで東京都市長会長を、1994年から1995年まで全国市長会副会長を務めた[2]。
• 5期つとめ、2000年退任[4]。同年、勲三等旭日中綬章受章[5]。
• 2004年名誉市民に選ばれた。
• 2020年2月21日死去。叙従四位[6]。

脚注・出典

1. ^ 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、149頁。
2. ^ 「吉野府中市長が６選不出馬表明　「街づくり道筋ついた」=多摩」『東京読売新聞朝刊』1999年9月3日、32面。
3. 「吉野和男氏が4選 4党相乗りで大差 府中市長選」『朝日新聞朝刊』1992年1月27日。
4. 「吉野府中市長が任期満了で退任　助役２人も辞職=多摩」『東京読売新聞朝刊』2000年2月10日、34面。
5. 「2000年秋の叙勲　勲三等以上と在外邦人、外国人、在日外国人の受章者一覧」『読売新聞』2000年11月3日朝刊
6. 『官報』第220号、令和2年3月31日