吉田 圭伸(よしだ けいしん、1987年1月12日 - )は、日本、北海道中川郡音威子府村出身のクロスカントリースキー選手。おといねっぷ美術工芸高校、中央大学を卒業。自衛隊体育学校冬季特科[1]。現所属は東川町役場[2]。
経歴
音威子府中学3年時に全国中学校スキー大会フリー種目で初の全国制覇。おといねっぷ美術工芸高校2年時には全国高等学校スキー大会でクラシカル、フリー、男子リレーの3冠に輝き、学校対抗男子総合優勝に大きく貢献。翌3年時には、フリー種目で優勝。学校対抗でも男子総合優勝をし、2連覇を果たす。ノルディックスキージュニア世界選手権クロスカントリースキー競技では、日本人高校生史上初となる銀メダルを獲得。中央大学卒業後は陸上自衛隊冬季戦技教育隊(現:自衛隊体育学校冬季特科)に所属。自衛隊での階級は1尉[3]。
2011年の冬季アジア大会(カザフスタン)では2種目で金メダルを獲得。
2014年2月のソチオリンピック(ロシア)においてオリンピック初出場。
2017年2月4日、平昌(韓国)で開催されたW杯距離複合において、自己最高順位となる6位に入賞。
2018年2月の平昌オリンピック(韓国)において2大会連続でオリンピック出場を果たす。
2020-21シーズン終了後に自身のブログで引退を発表した。
主な競技結果
冬季オリンピック
ノルディックスキー世界選手権
- 2011年オスロ大会( ノルウェー)
- 男子30kmパシュート:42位
- 男子15kmクラシカル:12位
- 男子4x10kmリレー:6位(ノルディックスキー世界選手権でのリレー最高位)
- 男子50kmフリー:36位
ワールドカップ
- 初出場 - 2006年3月19日 札幌大会( 日本)男子30kmパシュート
- 最高成績 - 2017年2月4日 平昌大会( 韓国)男子30kmスキーアスロン:6位
その他の国際大会
ジュニア世界選手権
ユニバーシアード
- 2007年ユニバーシアード冬季競技大会 トリノ( イタリア)
- 2009年ユニバーシアード冬季競技大会 ハルピン( 中国)
- 男子30kmクラシカル:5位
- 男子リレー:準優勝
- 男子パシュート:8位
- 男子10kmフリー:6位
U23世界選手権
- 2010年ヒンターツァルテン大会( ドイツ)
- 男子15kmクラシカル:4位
- 男子30kmパシュート:4位
冬季アジア大会
国内大会
- 2009/10 - チームスプリント 優勝(陸自冬戦教:本田尚平/吉田圭伸)
- 2009/10 - パシュート 優勝
- 2009/10 - リレー 優勝(陸自冬戦教)
- 2009/10 - クラシカル50km 優勝
- 2011/12 - クラシカル15km 優勝
- 2012/13 - フリー15km 優勝
- 2012/13 - クラシカル50km 優勝
- 2014/15 - リレー 優勝(陸自冬戦教)
- 2014/15 - チームスプリント 優勝(陸自冬戦教:吉田圭伸/柏原暢仁)
- 2014/15 - スキーアスロン 優勝
- 2014/15 - フリー15km 優勝
- 2015/16 - リレー 優勝(陸自冬戦教)
- 2015/16 - チームスプリント 優勝(陸自冬戦教:吉田圭伸/柏原暢仁)
- 2015/16 - クラシカル50km 優勝
- 2018/19 - リレー 優勝(陸自冬戦教)
- 2018/19 - フリー15km 優勝
- 2018/19 - クラシカル50km 優勝
- 2020/21 - クラシカル10km 優勝
- 2020/21 - 総合パシュート 優勝
脚注
記録の出典