可児島俊雄

可児島俊雄(かにしま としお、1930年6月8日 - )は、日本経営学者経済学博士名古屋大学論文博士・1966年)(学位論文「経営監査論」)。名古屋大学名誉教授。

略歴 

愛知県出身。1953年名古屋大学経済学部卒業。同大学院神戸大学大学院に学び、1966年「経営監査論」で名古屋大学より経済学博士学位を取得。

滋賀大学経済学部助手講師助教授名古屋大学経済学部助教授教授[1]。1994年定年退官、名誉教授名古屋学院大学大学院経済経営研究科長教授、特任教授。2002年退職[2]日本会計研究学会太田賞受賞。監査が専門。

大蔵省公認会計士試験委員、文部省大学入試センター試験簿記会計部会委員長などを歴任し、日本監査研究学会理事、日本会計研究学会会員、日本商工会議所簿記検定試験専門委員、名古屋商工会議所簿記検定試験審査委員長、愛知県公害審査会委員、2010年瑞宝中綬章受章[3]

著書

  • 『経営監査論 内部監査の機能的展開としての経営監査研究』同文館出版 1970
  • 『現代監査制度論』同文館出版 1976
  • 『管理会計としての月次損益計算研究』実教出版 1982
  • 『監査通論 会計士監査論の構造』実教出版 1985
  • 『公認会計士2次試験実戦テスト 監査論』税務経理協会 1987
  • 『現代企業の監査 監査環境と新潮流』中央経済社 1990
  • 『システム監査の基礎知識』東京経済情報出版 1992

共編著

論文

脚注

  1. ^ 『現代日本人名録』
  2. ^ 可児島俊雄教授 略年譜・主要業績目録 (可児島俊雄教授 退職記念号)名古屋学院大学論集 社会科学篇 2002
  3. ^ 平成22年春の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 7 (2010年4月29日). 2010年9月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月21日閲覧。