南河内駅(みなみごうちえき)は、山口県岩国市角に所在する錦川鉄道錦川清流線の駅。
歴史
駅構造
単式ホーム1面1線のみの地上駅(停留所)。ホームは錦町方に向かって左側に設置されている[6]。
無人駅[3]で駅舎は無く、ホーム上に屋根付きの待合スペースを備える。単式ホームの中程、待合スペースの両横に1ヶ所ずつ出入口(階段)を備える[6]。
未舗装の駅前広場を有し、駐車スペース有。トイレ、売店(自動販売機含む)の類は備わっていない[6]。
駅周辺
当駅西側には広さ約1haの菜の花畑が存在し、毎年春先(4月頃)には菜の花が咲き乱れる[3][7]。
当駅の北方には錦川が流れ、その更に北側を国道187号が通る一方、南方には保木川が流れ、その更に南側を国道2号が通っている。つまり、当駅自体は北方の「錦川・国道187号」と南方の「保木川・国道2号」に挟まれるという位置関係にある[注釈 1]。2つの川は当駅の北東方で合流し、その更に東方のところで2つの道路が合流している[8][9]。
バス路線
運行本数については、何れも2017年10月1日改正時点のダイヤにより記載。[13][14][15][16][17]
- 「南河内駅入口」バス停(国道187号沿い。当駅から徒歩約10から11分[注釈 3])[19][20]
- いわくにバス・廿木線(岩国駅 - 錦帯橋 - 新岩国駅 - 南河内駅入口 - 行波駅入口 - 北河内駅)《毎日4往復[注釈 4]》
- 「保木(ほうき)[21]」バス停(国道2号沿い。当駅から徒歩3分程度)[22][23][24]
- いわくにバス・廿木線〔岩国駅 - 新岩国駅 - 保木 - 廿木(折返) - 保木 - 南河内駅入口 - 北河内駅〕《毎日1往復》
- ※ 前出「南河内駅入口」バス停を発着する廿木線4往復のうち、「岩国駅 - 北河内駅」間を運行する1往復が当バス停にも発着[25][26]
- 防長交通(岩国駅前 - 錦帯橋 - 新岩国駅 - 保木 - 廿木 - 高森 - 久保駅前 - 徳山駅前)《毎日5往復》
なお、上記列挙したバス停留所2ヶ所のうちの「南河内駅入口」バス停の名称について、2016年3月25日までは「細利」の名称で運用されていた[27]。
隣の駅
- 錦川鉄道
- ■錦川清流線
- 守内かさ神駅 - 南河内駅 - 行波駅
脚注
注釈
- ^ 尤も当駅自体の位置に関しては、もう少し正確にいうならば、「錦川・国道187号線」と「保木川・国道2号線」の丁度中間ではなく、「保木川・国道2号線」寄りに偏る形で位置している[8]。
- ^ 国道2号線沿いのストリートビュー画像により判明[6]。
- ^ 当駅から国道187号線に出る際に渡ることになる、錦川に架かる細利橋は潜水橋となっており、錦川の増水により橋面上を水が流れる状態になった場合には通行止めとなる[3][18]。
- ^ 「岩国駅 - 北河内駅」間運行便と「錦帯橋 - 北河内駅」間運行便が2往復ずつ設定されている[20]。
出典
関連項目
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外部リンク