千葉市図書館
千葉市図書館(ちばしとしょかん)は、千葉県千葉市の公共図書館の総称。 中央館である千葉市中央図書館のほか、各行政区ごとに地区図書館が1館ずつ設置されており、全部で7つの図書館がある。他に7つの分館(うち図書室1)と21の公民館図書室がある。また、移動図書館も運用している。 歴史1970年(昭和45年)3月に「千葉市立図書館網計画」が策定され、これにしたがって千葉市北部図書館(1972年)、千葉市南部図書館(1973年)、千葉市東部図書館(1974年)、千葉市こてはし図書館(1978年)、千葉市高洲図書館(1980年)、千葉市みやこ図書館(1989年)の6館が順次整備された。その後、2000年(平成12年)4月から1区1館の体制となる。このとき、千葉市みやこ図書館(中央区)を除く各館の館名は、行政区名と一致させることになった(北部→千葉市稲毛図書館、東部→千葉市若葉図書館、こてはし→千葉市花見川図書館、高洲→千葉市美浜図書館。中央区内にあった南部図書館はみやこ図書館白旗分館に降格し、千葉市緑図書館が新設された)。 1991年(平成3年)には中央図書館の基本構想が策定され、1994年(平成6年)6月に「(仮称)千葉市中央図書館・生涯学習センター等複合整備計画」が策定された。2001年(平成13年)4月に千葉市中央図書館が開館し、千葉市図書館は中央館1館・地区館6館の体制となった[2]。 年表
各館中央図書館→詳細は「千葉市中央図書館」を参照
千葉市中央図書館は、千葉県千葉市中央区弁天3丁目7番7号(北緯35度37分5.6秒 東経140度6分50.8秒 / 北緯35.618222度 東経140.114111度)にある千葉市図書館の本館である。千葉市生涯学習センターと合同の建物として2000年に竣工し、2001年4月に開館した。 みやこ図書館千葉市みやこ図書館は、千葉市中央区都町3-11-3(北緯35度36分29.4秒 東経140度8分19.2秒 / 北緯35.608167度 東経140.138667度)にある千葉市図書館のひとつである。白旗分館も保有している。 1989年(平成元年)11月25日開館[4]。 白旗分館みやこ図書館白旗分館は、千葉市中央区白旗1-3-16(北緯35度34分44.7秒 東経140度8分19.1秒 / 北緯35.579083度 東経140.138639度)にある千葉市みやこ図書館の分館である。南部青少年センターに併設されている。 1973年(昭和48年)11月5日、南部図書館として開館、2000年(平成12年)4月1日、みやこ図書館白旗分館に降格[4]。 花見川図書館千葉市花見川図書館は、千葉市花見川区こてはし台5-9-7(北緯35度41分21.2秒 東経140度7分12.1秒 / 北緯35.689222度 東経140.120028度)にある千葉市図書館のひとつである。花見川団地分館も保有している。 1978年(昭和53年)5月1日、こてはし図書館として開館、2000年(平成12年)4月1日花見川図書館に改称[4]。 花見川団地分館花見川図書館花見川団地分館は、花見川区花見川3-31-101(北緯35度41分19.7秒 東経140度5分49.2秒 / 北緯35.688806度 東経140.097000度)にある千葉市花見川図書館の分館である。花見川市民センター・青少年サポートセンター北分室との複合施設となっている。 1979年(昭和54年)7月25日、こてはし図書館花見川分館として開館、2005年(平成17年)4月1日改築[4]。 稲毛図書館千葉市稲毛図書館は、千葉市稲毛区小仲台5-1-1(北緯35度38分21.4秒 東経140度5分49.1秒 / 北緯35.639278度 東経140.096972度)にある千葉市図書館のひとつである。 千葉市図書館としては最も早く、1972年(昭和47年)6月1日、北部図書館として開館。1997年(平成9年)4月17日改築。2000年(平成12年)4月1日、稲毛図書館と改称[4]。 若葉図書館千葉市若葉図書館は、千葉市若葉区千城台西2-1-1(北緯35度37分19.9秒 東経140度11分13.8秒 / 北緯35.622194度 東経140.187167度)にある千葉市図書館のひとつである。西都賀分館と泉分館を保有している。 1974年(昭和49年)8月1日、東部図書館として開館、2000年(平成12年)4月1日、若葉図書館と改称[4]。 西都賀分館若葉図書館西都賀分館は、若葉区西都賀2-8-8(北緯35度38分13.9秒 東経140度8分38.9秒 / 北緯35.637194度 東経140.144139度)にある千葉市若葉図書館の分館である。 1980年(昭和55年)10月24日開館[4]。 泉分館若葉図書館泉分館は、若葉区野呂町622-10(北緯35度35分2.1秒 東経140度13分49.3秒 / 北緯35.583917度 東経140.230361度)にある千葉市若葉図書館の分館である。白井公民館に併設されている。 2006年(平成18年)3月25日開館[4]。 緑図書館千葉市緑図書館は、千葉市緑区おゆみ野3-15-2(北緯35度33分36.2秒 東経140度10分32.6秒 / 北緯35.560056度 東経140.175722度)にある千葉市図書館のひとつである。鎌取コミュニティセンターに併設されている。あすみが丘分館、土気図書室も保有している。 2000年(平成12年)4月1日開館[4]。 あすみが丘分館緑図書館あすみが丘分館は、緑区あすみが丘7-2-4(北緯35度31分16.6秒 東経140度15分55.6秒 / 北緯35.521278度 東経140.265444度)にある千葉市緑図書館の分館である。土気あすみが丘プラザ内にある。 1993年(平成5年)5月6日、南部図書館あすみが丘分館として開館、2000年(平成12年)4月1日、新設された緑図書館に移管[4]。 土気図書室緑図書館土気図書室は、緑区土気町1634(北緯35度31分50.9秒 東経140度16分23.6秒 / 北緯35.530806度 東経140.273222度)にある千葉市緑図書館の分館である。土気市民センター内にある。 1973年(昭和48年)11月5日、南部図書館土気図書室として開館、2000年(平成12年)4月1日、新設された緑図書館に移管[4]。 美浜図書館千葉市美浜図書館は、千葉市美浜区高洲3-12-1(北緯35度37分37.1秒 東経140度4分15.8秒 / 北緯35.626972度 東経140.071056度)にある千葉市図書館のひとつである。高洲コミュニティセンターに併設されている。打瀬分館も保有している。 1980年(昭和55年)11月16日、高洲図書館として開館、2000年(平成12年)4月1日、美浜図書館と改称[4]。 打瀬分館美浜図書館打瀬分館は、千葉市美浜区打瀬2-13(北緯35度38分23.4秒 東経140度2分49.6秒 / 北緯35.639833度 東経140.047111度)の幕張ベイタウン・コア内にある千葉市美浜図書館の分館である。 2002年(平成14年)4月2日開館[4]。 公民館図書室
移動図書館市内に27の移動図書館ステーションがあり、2週間に1回、移動図書館車「いずみ号」が巡回している。 利用案内原則として自由に利用可能。ただし、市外居住者(千葉市内居住・通勤・通学者以外)の場合は、インターネット予約・電話予約、電子メールレファレンス、有料宅配サービスなど、一部のサービスが利用できない。
脚注
参考文献
外部リンク |
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