北星学園女子中学高等学校
北星学園女子中学高等学校(ほくせいがくえんじょしちゅうがくこうとうがっこう、英称:Hokusei Gakuen Girls' Junior & Senior High School)は、北海道札幌市中央区にあるプロテスタント系の私立中学・高等学校。 概要1887年、アメリカのニューヨーク州出身の長老派の伝道師サラ・クララ・スミスによって創設された[1]スミス女学校を前身とする。(北海道で初めて女子教育を行った学校でもある。) スミス女学校は、学校の運営母体である学校法人北星学園の前身であることから、北星学園女子中学高等学校は学園内では最も古い歴史と伝統を持つ由緒ある学校でもある。 本校は、日本女性の自立を願って開校され、英語教育やキリスト教的な心の教育にも力を入れている[1]。 部活動も盛んであり、演劇部は1976年の第22回全国高等学校演劇大会にて最優秀・創作脚本・舞台美術の大会史上唯一の三冠を記録、新体操部は全国大会の常連として知られる。 「札幌市の木」となっているライラックは、サラ・クララ・スミスがアメリカの自宅から札幌に持ち込み繁殖したものであり、当時のスミス女学校と北海道大学植物園にそれぞれ植樹がなされたのが始まりである。 スミス女学校に植樹されたものは戦時中に敵国の木として伐採されてしまったが、北海道大学植物園では現在でも一番古い株として当時からの歴史を引き継ぐライラックを見ることができる。 沿革
制服制服は1933年に制定され、デザインは当時と基本的に変わっていない。上下紺のセーラー服に黒のスカーフを合わせ、スカーフの丁度結んだ所に星形の校章を付ける。また、襟には、一本の白いラインが入っており、両端に星の刺繍を施している[1]。 この星型の校章は、「暗い世にあって星のように輝きなさい」という、聖書の言葉から取られたものだという[1]。 渡辺麻友(AKB48)が全国の制服を着用した姿を掲載した写真集「渡辺麻友 制服図鑑 最後の制服」(2013年4月19日、ISBN 978-4087806779)を発売するにあたり、日本全国から可愛い制服写真を集英社が募集したところ、本校の制服が採用され、写真集に含まれることとなった。 体育時の服装は1980年代初めまで襟付きの半袖体操服にブルマーの着用を義務付けされていた。 部活動
著名な出身者学術・教育文化
芸能・ポピュラー音楽
マスコミスポーツ
脚注関連項目外部リンク |
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