北初富駅

北初富駅
駅舎(2023年1月)
きたはつとみ
Kita-Hatsutomi
SL09 くぬぎ山 (1.8 km)
(0.7 km) 新鎌ヶ谷 SL11
地図
所在地 千葉県鎌ケ谷市初富321番3号[1]
北緯35度46分36.5秒 東経139度59分25.4秒 / 北緯35.776806度 東経139.990389度 / 35.776806; 139.990389座標: 北緯35度46分36.5秒 東経139度59分25.4秒 / 北緯35.776806度 東経139.990389度 / 35.776806; 139.990389
駅番号 SL10
所属事業者 新京成電鉄
所属路線 新京成線
キロ程 11.4 km(松戸起点)
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
[新京成 1]5,298人/日
-2023年-
開業年月日 1955年昭和30年)4月21日
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北初富駅
きたはつとみ
Kita-Hatsutomi
(0.8 km) 新鎌ヶ谷
所属事業者 北総開発鉄道
所属路線 北総・公団線
キロ程 0.0 km(北初富起点)
開業年月日 1979年(昭和54年)3月8日
廃止年月日 1992年平成4年)7月8日
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高架下の駅出入口(2019年12月)

北初富駅(きたはつとみえき)は、千葉県鎌ケ谷市初富にある、新京成電鉄新京成線である。駅番号SL10

歴史

付近に北総鉄道北総線の高架が並行している。新京成線の新鎌ヶ谷駅が開業する前は、北総・公団線(当時)の分岐駅でもあり、共同使用駅でもあった。

  • 1955年昭和30年)4月21日:新京成電鉄新京成線の駅として開業。
  • 1979年(昭和54年)3月8日:北総開発鉄道(現:北総鉄道北総線小室駅から当駅まで開業[2]。新京成電鉄に乗り入れると共に、両線の連絡駅となる。
    • 北総線は当駅のすぐ東側で新京成線から平面交差で分岐し、未使用の高架線(2期線開業前も当駅付近まで高架が準備されていた)をくぐった後上り勾配の高架線となり、新鎌ヶ谷信号場で現在の路線と合流し西白井方面に向かっていた。
  • 1992年平成4年)7月8日:新京成線新鎌ヶ谷駅の開業に伴い、北総・公団線当駅 - 新鎌ヶ谷間廃止。両路線の連絡は新鎌ヶ谷駅に変更。
  • 2014年(平成26年)2月23日:鉄道連続立体交差化工事進捗に伴い、駅付近の線路を仮線に切り替え[3]仮駅を新鎌ヶ谷寄りに設置[3]
  • 2017年(平成29年)10月21日:下りホームが高架化[4][5]
  • 2019年令和元年)12月1日:上りホームが高架化[6][7]。また、上りホームが高架化されたと同時に駅監視システムを導入。これに合わせて22時から翌朝7時までの間は駅員が不在となる。
  • 2025年(令和7年)4月1日(予定):新京成電鉄の吸収合併に伴い、京成電鉄松戸線の駅となる[8]

駅構造

相対式ホーム2面2線の高架駅である。高架駅舎のデザインは「『共生』をテーマに、暖色白色系の外装パネルの上部に、風や雲のイメージをガラス開口部で表現。イメージカラーは緑色[9]

2014年(平成26年)2月22日までは、現在地から国道464号を挟んで約200メートル西側(松戸寄り)の、鎌ケ谷市北中沢一丁目18番25号に位置し、2面2線の相対式ホームを持つ橋上駅であった。バリアフリーに対応しているのは、南口出入口とコンコースを結ぶエスカレーターのみであった。新京成の駅の中で、吊り下げ式の時刻表が残されていた他、旧式の方面サインも残されていた。

当駅を含むくぬぎ山 - 鎌ヶ谷大仏間で高架化工事が実施され、工事の進捗に合わせて、2014年2月23日に線路を20メートル南側の仮線へ移設するとともに、約200メートル東側(新鎌ヶ谷寄り)の鎌ケ谷市北初富4番6号に仮駅が設置された[10]。移設後は改札口と上りホームを結ぶエレベーターと下りホーム地下道と同ホームを結ぶエレベーターが設置されていた。また、多機能トイレも設置された。2017年(平成29年)10月21日には下り線(京成津田沼方面)が高架化され、ホームも移設されたが、新たなホームも仮駅と同じ場所になった。このため、移設前は駅名と所在地が一致しなかったが、移設後に一致することとなった。

有人駅だが、2019年12月1日から駅監視システムを導入。22時から翌朝7時までの間は駅員が不在となる。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 SL 新京成線 下り 新鎌ヶ谷北習志野新津田沼京成津田沼千葉方面
2 上り 八柱松戸方面

利用状況

2023年度の1日の平均乗降人員は5,298人であり、新京成線全24駅の中では23位 [新京成 1]

各年度の一日平均乗車人員は下表の通り。

年度 乗降人員 一日平均
乗車人員
2007年(平成19年) [* 1]2,534
2008年(平成20年) [* 2]2,453
2009年(平成21年) [* 3]2,477
2010年(平成22年) [* 4]2,452
2011年(平成23年) [* 5]2,341
2012年(平成24年) [* 6]2,405
2013年(平成25年) [* 7]2,496
2014年(平成26年) [* 8]2,446
2015年(平成27年) [* 9]2,468
2016年(平成28年) [* 10]2,054
2017年(平成29年) [* 11]2,590
2018年(平成30年) [* 12]2,658
2019年(令和元年) [新京成 2]5,351 [* 13]2,660
2020年(令和02年) [新京成 2]4,282
2021年(令和03年) [新京成 3]4,631
2022年(令和04年) [新京成 3]5,015
2023年(令和05年) [新京成 1]5,298

駅周辺

鎌ケ谷市立第三中学校

当駅を降りて隣の新鎌ヶ谷駅には徒歩約10分程度で行くことが可能。当駅と新鎌ヶ谷駅の間は800メートルと近く、当駅ホームから新鎌ヶ谷駅の駅舎を確認することが出来る。また2つ先の初富駅にも、当駅から国道464号を歩いて約10分程度(距離にして約1キロメートル)で行くことも可能。

バス路線

  • 鎌ケ谷市コミュニティバス「ききょう号」 ききょう西線

隣の駅

新京成電鉄
SL 新京成線
くぬぎ山駅 (SL09) - 北初富駅 (SL10) - 新鎌ヶ谷駅 (SL11)

かつて存在した路線

北総開発鉄道
北総・公団線
北初富駅 - 新鎌ヶ谷駅

脚注

注釈

出典

  1. ^ 北初富駅 駅情報
  2. ^ 橋本利昭(2014年3月31日). “未完のニュータウン:事業期間終了/2 高度成長期の象徴 世代交代が進まず”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
  3. ^ a b 2月22日(土)深夜〜翌23日(日)早朝 連続立体交差事業に伴う、北初富駅付近の線路切替工事を実施』(PDF)(プレスリリース)新京成電鉄、2014年2月3日。オリジナルの2020年12月28日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201228043821/https://www.shinkeisei.co.jp/pdf/topics/shinkeisei0604.pdf2020年12月28日閲覧 
  4. ^ 新京成線(鎌ヶ谷大仏〜くぬぎ山駅間)連続立体交差事業 10月21日(土)始発より下り線を高架化します』(PDF)(プレスリリース)新京成電鉄、2017年8月30日。オリジナルの2017年9月3日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20170903221922/http://www.shinkeisei.co.jp/official/wp-content/uploads/2017/08/20170830_release_railway.pdf2020年12月28日閲覧 
  5. ^ 新京成線連続立体交差事業(鎌ヶ谷大仏駅〜くぬぎ山駅間)平成29年10月21日(土)始発列車より下り線を高架化します!』(PDF)(プレスリリース)千葉県県土整備部道路整備課、2017年8月30日。オリジナルの2017年9月6日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20170906001552/http://www.pref.chiba.lg.jp/dousei/press/2017/documents/sinkeisei_koukakirikae_press.pdf2020年12月29日閲覧 
  6. ^ 新京成線(鎌ヶ谷大仏〜くぬぎ山駅間)連続立体交差事業 上り線高架切替工事を実施します 12月1日(日)から上り線の高架化により、鉄道と道路の立体交差化が完了』(PDF)(プレスリリース)新京成電鉄、2019年10月11日。オリジナルの2019年12月16日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20191216044351/https://www.shinkeisei.co.jp/official/wp-content/uploads/2019/10/20191011_release_kouka.pdf2020年12月28日閲覧 
  7. ^ 新京成線連続立体交差事業(鎌ヶ谷大仏駅〜くぬぎ山駅間)全線高架運行開始について』(PDF)(プレスリリース)千葉県県土整備部道路整備課、2019年11月19日。オリジナルの2020年12月28日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201228091818/https://www.pref.chiba.lg.jp/dousei/press/2019/documents/20191119_shinkeiseikouka.pdf2020年12月29日閲覧 
  8. ^ 京成電鉄と新京成電鉄の鉄道事業の合併が認可されました』(PDF)(プレスリリース)京成電鉄・新京成電鉄、2024年6月25日。オリジナルの2024年6月25日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240625061204/https://www.keisei.co.jp/cms/files/keisei/MASTER/0110/Y6GBPH35.pdf2024年6月25日閲覧 
  9. ^ 広報かまがや令和元年12月1日号 (PDF) 、鎌ケ谷市
  10. ^ 新京成線連立事業ニュース 第5号(2014年2月) (PDF) 、鎌ケ谷市都市建設部道路河川整備課
  11. ^ Olympic 鎌ヶ谷店
  12. ^ 施設案内 貝柄山公園 - 鎌ケ谷市
千葉県統計年鑑
新京成電鉄の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 新京成電鉄株式会社. “駅別乗降人員(2023年度・1日平均)” (pdf). 2024年7月5日閲覧。
  2. ^ a b 新京成電鉄株式会社 (2021年9月). “新京成電鉄会社要覧 2021” (pdf). p. 59. 2024年7月5日閲覧。
  3. ^ a b 新京成電鉄株式会社 (2023年10月). “新京成電鉄会社要覧 2023” (pdf). p. 27. 2024年7月5日閲覧。

関連項目

外部リンク