北九州スペシャル
北九州スペシャル(きたきゅうしゅうスペシャル)は、NHK北九州放送局が2011年度まで不定期に福岡県北九州・筑豊地域向けに放送した地域番組である。 2009年度に編成された『キタキューモード』についても、この項で併せて述べる。 概要基本的には『九州沖縄スペシャル』の北九州局版であり、北九州・筑豊・山口県下関市エリアに特化した様々な内容となっていた。 しかし、北九州局は長年のNHKリストラにより現在は中小規模局化したことから、毎月ではなく、その時々に放送すべきテーマが見つかったら放送するといった感じで編成されており、時間も一定ではない。基本的には『九州沖縄スペシャル』の差し替えで金曜20時から43分間の放送となっているが、それ以外の枠でも編成されることがある。 ただ2009年度に入ると、それまで減らされる一方であった地域放送の予算が増やされたことから、放送回数が増える傾向にあったものの、それによって『九州沖縄スペシャル』の定番企画(武田鉄矢のただいま!、林家三平のテツタビ、トンコツTV)が放送されなくなる事態も出てきた。その場合は日曜朝の再放送が本放送扱いとなるものの、1週間以上遅れての放送となることも珍しくなかった。 編成の都合などもあり2011年10月14日の「北九州のチカラ ~3.11を越えて、明日へ~」が最後の企画となり終了。2012年度は枠を『特報フロンティア』に移し、県域分を差し換える形で後継番組『北九州×クロス』をスタートさせた。 2021年4月10日には、北九州放送局の開局90周年記念番組として一度だけ『北九州スペシャル』が復活し、「コロナに負けないぞ〜木屋瀬小学校の1年〜」として放送された。この番組は同年8月18日にも、『NHK地域局発』の枠で全国放送された。 放送された主な企画
キタキューモード2009年度に編成された実験型バラエティ番組。 『なんしよ〜ん!?北九州』終了後、ニュース以外の本格的な自局制作番組(主にバラエティ)を制作していなかった北九州局にとっては、久々の大型プロジェクトである。 開始にあたっては、エリア内の視聴者に街頭などでアンケートをとった上で、様々な企画を用意した。しかし、実験的な要素を多分に含んでおり、毎回の内容は特にこれといって固まってはいない。第1回で民話朗読を担当した三上たつ次チーフアナウンサーが、翌月の異動で初任地佐賀へ転勤となったのも、その一例である。従って、番組ホームページでも、具体的なコーナーの説明はなされていなかった。 進行は井原陽介アナウンサー。なお、原田徹チーフアナウンサー、後藤理アナウンサーもコーナー担当など裏方としてかかわっている。なお一部の企画は2010年度北九州スペシャル本体に引き継がれる予定。
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