加西市立下里小学校(かさいしりつ しもさとしょうがっこう)は、兵庫県加西市西笠原町にある公立小学校[1]。
概要
1873年(明治6年)2月に北部地区と南部地区に設置された3小学校を前身として、合併や校名の改称を経て 1892年(明治25年)12月に下里尋常小学校が設置される。 1992年(平成4年) 開校100周年を迎えた。
加西市の南部に位置し、周辺は田畑が広がる田園地帯にある。西笠原町の西部にあり、背後には標高251mの善防山がある。
沿革
略歴
年表
出典[3]
北部
- 1873年(明治6年)2月16日 - 牛居村に平密小学校、戸田井村に向善小学校を設置
- 1876年(明治9年)5月9日 - 平密小学校、向善小学校を合併し協立小学校を尾崎村多聞寺に設置
- 1881年(明治14年)5月15日 - 協力小学校を牛居に移転
- 1887年(明治20年)4月1日 - 協立尋常小学校と改称し簡易科を併設
南部
- 1873年(明治6年)2月16日 -西笠原村阿弥陀寺に笠原小学校を設立
- 1876年(明治9年)5月15日 - 笠原小学校を三口村に移して品宇小学校と改称
- 1881年(明治14年)4月11日 - 品宇小学校を西笠原村阿弥陀寺に移し笠原小学校と改称
- 1887年(明治20年)4月1日 - 笠原尋常小学校と改称し簡易科を併設
笠原尋常小学校
- 1888年(明治21年)4月11日 - 協立尋常小学校と笠原尋常小学校を合併し笠原尋常小学校とする
- 1891年(明治24年)3月30日 - 簡易科を廃止
下里尋常小学校
- 1889年(明治22年)4月1日 - 下里村が発足
- 1892年(明治25年)12月2日 - 下里尋常小学校設置
- 1894年(明治27年)7月5日 - 新校舎完成
- 1903年(明治36年)4月1日 - 下里村立裁縫学校を併設
- 1904年(明治37年)4月15日 - 高等科を併置し下里尋常高等小学校と改称
- 1921年(大正10年)
- 校章制定
- 6月14日 - 下里村立農業補習学校を併設、裁縫学校は女子部として合併
- 1926年(大正15年)7月1日 - 下里村立青年調練所を併設
- 1941年(昭和16年) - 下里国民学校に改称
- 1947年(昭和22年) - 学校教育法施行により高等科廃止し下里小学校と改称
- 1952年(昭和27年) - 南校舎新築
- 1955年(昭和30年) - 町村合併により加西郡北条町立下里小学校と改称
- 1959年(昭和34年) - 北校舎新築
- 1963年(昭和38年) - 体育館新築
- 1967年(昭和42年) - 市制実施により加西市立下里小学校と改称
- 1981年(昭和56年) - 現在地に校舎移転、北校舎新築、給食室新築(完全給食施設完備)、体育倉庫完成
- 1985年(昭和60年) - 特別棟(南校舎)新築
- 1992年(平成4年) - 開校100周年記念事業及び記念式典挙行、プール完成
- 2015年(平成27年) - 北校舎耐震補強・大規模改修
- 2022年(令和4年) - STEAMラボ教室完成[4]
教育目標
学校行事
- 4月 着任式、始業式、離任式、入学式
- 5月
- 6月 プール開き
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- 1月 始業式、書き初め大会
- 2月
- 3月 6年生を送る会、卒業式、修了式
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通学区域
- 加西市[5]
- 王子町、戸田井町、両月町、大村町、尾崎町(北条東小学校の学区とする区域を除く)、段下町(北条東小学校の学区とする区域を除く)、中西町(北条東小学校の学区とする区域を除く)、琵琶甲町、野条町、牛居町、野田町、東笠原町、西笠原町、三口町、坂本町、倉谷町、新生町
進学先中学校
学区の主な施設
交通
通学区域が隣接している学校
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク