加古川市立平荘小学校
加古川市立平荘小学校(かこがわしりつ へいそうしょうがっこう)は、かつて兵庫県加古川市平荘町にあった市立小学校である。 沿革経緯平荘小学校は、1893年(明治26年)、平荘上荘組合立小学校として設立された。その後、1909年(明治42年)に高等科を併置し、平荘尋常高等小学校に改称した。第二次世界大戦降伏後の学制改革によって、平荘村立平荘小学校となり、1955年(昭和30年)、現行名の加古川市立平荘小学校となった。 開校以来、平荘町に住む小学生への教育を施してきたが、2024年3月、上荘小学校・両荘中学校との統合により廃校となった。 年表
教育目標自ら学び続ける心豊かな平荘っ子の育成 学校行事
通学区域平荘町池尻・一本松・磐・上原・神木・小畑・里・新中山・中山・西山・山角・養老[1] 進学先中学校全域が加古川市立両荘中学校の校区である。 義務教育学校への移行両荘地区は加古川市内でも特に児童生徒数の減少が著しく、子どもたちのより良い教育環境の確保のため、平成29年度より様々な協議が重ねられた。その結果、令和2年7月に、平荘小学校及び上荘小学校を統合して現在の両荘中学校の敷地に、増改築により施設一体型小中一貫校を整備する方針を決定した。この一貫校の形態については、市内初の義務教育学校「両荘みらい学園」とすることが決まり、令和6年度に開校した[2][3][4]。 閉校となる当校の敷地には、2025~27年度中の利用開始を目指して特別支援学校を新設する方針であることを兵庫県が発表した。背景には東播磨地域の特別支援学校2校の定員が2022年度は約30%超過していて、5年後の推計値では60%を超える見通しで、こうした状況を改善する対策を講じることとされたことによる[5]。 校区内の主な施設
交通通学区域が隣接している学校脚注
参考文献
関連項目外部リンク |