劉亦菲
劉 亦菲(リウ・イーフェイ、漢字日本語読み:りゅう えきひ[3]、Liu Yifei、1987年8月25日 - )は、中国出身のアメリカ合衆国の女優、歌手。本名は劉 茜美子(リウ・シーメイズー)。身長は170cm、血液型はB型、国籍はアメリカ合衆国。 経歴父の安少康はフランス語学者、母の劉曉莉[4]は中国国家一級演員の資格を持つ舞踊家。生後間もなく両親は別居(その後離婚)し母に引き取られて育つ。 9歳の時に母とアメリカ合衆国へ渡るが、女優を志し14歳で帰国。著名な実業家陳金飛[5]のマネジメントを受け、2003年のテレビドラマ『華の家族』に出演し芸能界にデビューした。続いて金庸原作の武侠ドラマ『天龍八部』の主要キャストにも抜擢された。 2003年から2006年7月に卒業するまで北京電影学院表演系本科に在籍。演技の勉強を積む傍らで2003年に台湾映画の『五月の恋』に主演し、映画デビューした。 2005年6月からは日本の衛星放送で放送が始まった武侠ドラマ『天龍八部』で注目されるようになり、8月にソニー・ミュージックレコーズと歌手として契約して話題になった。翌年7月にイーフェイ名義で日本語版のシングル『真夜中のドア』を発売して歌手デビュー、9月には日本語版のアルバム『All My Words』も発売した。また同時期に中国語(北京語)版のアルバム『劉亦菲』を中国をはじめアジア各地で発売した。中国本土での売り上げは60万枚だった。 2006年の武侠ドラマ『神鵰侠侶』で主演を務めるなど、映画やテレビドラマの話題作品への出演が相次いだ。9月からアメリカ合衆国のスタンフォード大学に在学[6]。 2007年にアメリカ合衆国の大手芸能事務所ウィリアム・モリス・エージェンシーと所属契約を結んだ。 2008年にはジャッキー・チェンとジェット・リーが共演した米中合作映画『ドラゴン・キングダム』に出演し、ハリウッドデビューを飾った。 2009年6月にアメリカ合衆国から帰国。その後は歴史映画『項羽と劉邦/White Vengeance』(2011年)、『曹操暗殺 三国志外伝』(2012年)、ファンタジーアクション映画『ドラゴン・フォー』シリーズ(2012~14年)、韓国俳優ソン・スンホンと共演した恋愛映画『第3の愛』(2015年)などに出演。 2020年にはディズニーの実写映画版『ムーラン』に主演したが、物議を醸した(後述)。2022年には『夢華録』で16年ぶりにドラマ復帰した。 論争2019年、香港の「逃亡犯条例」改正案をめぐる香港の抗議デモに関し、多くの中国の芸能人がデモに関しては政府支持の声を上げ、リウ・イーフェイが8月15日に、中国国営人民日報の「私は香港警察を支持する。あなたたちが皆、私を攻撃しても構わない」という投稿をシェアし、物議を醸した。これに反発した映画ファンは「ムーラン」のボイコット運動を呼びかけ「#BoycottMulan(ムーランをボイコットしよう)」のハッシュタグは米国と香港のツイッターでトレンド入りした[7]。 出演作品タイトルは 邦題 - 原題 の順(日本未公開作品は原題のみ) 映画
テレビドラマ
CM
ディスコグラフィーシングル
アルバム
脚注
外部リンク |
Portal di Ensiklopedia Dunia