劇団すごろく劇団すごろく(げきだんすごろく)は、日本の劇団。ぷろだくしょんバオバブに所属していた俳優(声優)たちで結成された「劇団がらくた工房」が「シアターがらくた」、「ザ・がらくた」、「劇団すごろく」の順で改名され[1]、現在に至る。 概要劇団がらくた工房として1980年1月設立したが、分裂するかたちとなり、残留メンバーにより「シアターがらくた」として1985年11月に創立[1][2][3]。その後、「ザ・がらくた」と改名して[注 1]活動を続けていた1990年、小学校で児童劇を上演した際、学校の先生が生徒に「がらくた」の意味を説明するのに困っているのを見て、「劇団すごろく」に改名した[1][2]。「すごろく」の名前の意図は「人生、山あり、谷あり、行きつ戻りつ人生すごろく」とのことで[1]、命名者は当時の劇団員であった松本保典であろうという(本人による)[2]。 旗揚げ当時から子供向け、家族向けの昔話や怪談話を中心に上演し続けている。まれに朗読劇やミュージカルなども上演している。 毎年1回、秋の公演では第二部として「歌と踊りのグランドショー」という、役者による歌謡ショーを開催している。 テレビアニメや洋画の吹き替えでおなじみの声優が多数所属していた。1981年(劇団がらくた工房時代)には付属養成所を開設、前述の分裂時にぷろだくしょんバオバブの附属養成所、バオバブ学園(現:ビジュアル・スペース俳優養成所)[注 2]となり、現在でも活躍している多くの声優を輩出した。また、劇団すごろくも、その後新たに付属養成所を設立していた時期があった。 2013年に座長の緒方賢一が退団。以降、『緒方賢一とシャレダース』を結成し、後進の応援活動にシフト[4]。副座長であった松本保典が座長となったが、松本も2016年に退団[5]、後任の主催者は本井えみ[3]。2010年(創立25周年)の時点で、創立当初から在籍していた劇団員は緒方と松本だけだった[6]ため、創立メンバーは劇団から姿を消したことになる。 主な所属俳優かつて所属していた主な俳優(劇団がらくた工房時代も含む)
公演
脚注注釈
出典
関連項目外部リンク
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