利用者:山稜ふいご/書きかけのテストページ17:53, 14 March 2007 UTCを基に情報追加。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。 キャラクター地球人男性で身長は177センチ。瞳の色は薄茶~褐色を帯びた緑。宇宙艦隊識別番号は「SC 937-0176 CEC」。 2番目のパイロットエピソード"Where No Man Has Gone Before"(「光るめだま」)で初登場、以降オリジナルシリーズの主役として活躍。ウィリアム・シャトナーが演じた。TOS#79"Turnabout Intruder"「変身! カーク船長の危機」では、女性に変身してしまったカークをサンドラ・スミスが演じている。 カークは、作品を象徴するキャラクターとしてスタートレックのファン以外にも有名である。米国では、本放送から永く時を隔てた今日に至っても、多くの人々がその名を聞けば誰でもスタートレックとウィリアム・シャトナーを想起するという。大胆な手腕と社交的な性格で知られ、ファンの間で交わされる多くの議論の中でも人気が高い。スタートレックにおいて最も偉大な船長と言われることもある。 日本でテレビ放送した宇宙大作戦ではCaptainを「船長」と訳した。小説や以降のテレビシリーズではCaptainを「艦長」と訳しているが、日本のファンの間ではカークのみ「船長」と呼び区別するのが慣例となっている。 物語の中では、カークは彼の人生とその死について伝説となっている。クリンゴンやロミュランからも尊敬の念を持って評されるほどの「難敵」。23~24世紀においてもその功績と戦術はよく知られており、銀河系のアルファ・ベータ領域においてほぼ伝説化している。 名前ジェイムズJamesの愛称がジムJimであることから、スポック・マッコイら親友からはジムと呼ばれる。このため、キャラクター紹介でもジム・カークとされることがある。 本放送では「ジェームズ・T・カーク」とされ、ミドルネームについては言及はされていなかったが、1974年のアニメシリーズ第29話"Bem"(「分解宇宙人ベム」)で初めてミドルネーム「T」が「タイベリアス」の略とされた。映画第1作の小説版でもカークの祖父サミュエルがローマ皇帝ティベリウスにちなんで名づけたと描かれた[1]ため、ファンの間では事実上の標準的設定とされ、追随する多くの小説やファンフィクションなどでもそのように扱われていった。しかし、「正史」とされる実写作品[2]での「タイベリアス」の登場は意外にも遅く、1991年の未知の世界が初めてである。「タイベリアス」が正統な設定となったのは、「ジェームズ・T・カーク」の初登場から25年も経ってからのことであった。 なお、カーク初登場となるパイロットフィルム"Where No Man Has Gone Before"(「光るめだま」)では、ミドルネームのイニシャルは「R」とされていた。 家族カークのロマンスは数多いが、生涯独身であった。TOS第58話"The Paradise Syndrome"(「小惑星衝突コース接近中」)で記憶喪失になった際にのみ自らの意思で結婚をしており、妻ミラマネは子供を身篭ったが生まれることなく母子ともに亡くなってしまった。キャロル・マーカスとの交際中に息子デビッド・マーカスを儲けているが、そのことをカークが知ったのはデビッドが成人し研究者として再会したときのことであった。そのデビッドもクリンゴンに殺害されており、家族に関してはある意味で飢えている。そのせいか、ネクサスに取り込まれた際には家族に囲まれた暮らしを望んでいた。 小説シリーズ"Shatnerverse"では、ジョーゼフという名の息子がいる※。 TOS第29話"Operation: Annihilate!"(「デネバ星の怪奇生物」)では、実兄ジョージ・サミュエル・カーク・ジュニアとその妻オリーラン、その息子(=カークの甥)ピーターが登場しているが、兄夫妻は宇宙生物に神経に寄生され死亡。ピーターのみが生き残っている。 カークの兄が「ジョージ・サミュエル・カーク・ジュニア」であることから、父親の名は「ジョージ・サミュエル・カーク(シニア)」であると考えることができる。映画第5作「新たなる未知へ」の小説版でもそう描かれた[2][3]。また、ポケット・ブックスから出版された小説では、母親の名は「ウィノナ」とされている。映画第1作の小説版では、祖父はサミュエル。 略歴
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日本語版吹き替えテレビ放送された宇宙大作戦での声優は矢島正明。吹替版のカークは矢島の落ち着いた話し方のため知的な印象であるという。映画の吹き替えも多くは矢島によるが、以下の作品は別の声優による。
脚注 |
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