出田町
出田町(いずたちょう)は、横浜市神奈川区の町名。住居表示は未実施[2]。 出田町の読み方後節で述べる埠頭の名称としては出田町埠頭(でたまちふとう)であり、住所の出田町(いずたちょう)と読み方が異なる[5]。このため、タクシーやトラックなどの運輸従事者を中心に住所も「でたまち」「でだまち」と読まれることが多い。 地理神奈川区臨海部の港湾地区に位置し、千若町に隣接する。面積は0.161km²で、住民はいない[1]。 用途地域としては全域が商業地域に指定されている[6]。 沿革
事業所2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[8]。
事業者数の変遷経済センサスによる事業所数の推移。
従業員数の変遷経済センサスによる従業員数の推移。
出田町埠頭A・B(各延長135m)・C・D(各延長123m)の4つのバースおよび2か所の物揚場を持つ。当初は石炭の取り扱いが主であった[10]が、現在は内航での砂・砂利の移入および日本国外からのバナナを中心とする青果物の輸入が主で、バナナ埠頭の愛称を持つ[11][12]。2002年の取扱量は、砂・砂利の移入1306千トン、農水産品の輸入456千トン、鉄鋼の移入58千トン、石油類の移入1千トン、計1821千トンであった[13]。 ケイヒンや上組、デルモンテが青果物の倉庫を持ち、保管や燻蒸などの加工を行うほか、三菱鉛筆や日本郵便輸送も物流センターを置く。海底ケーブルの敷設を行うNTTワールドエンジニアリングマリンも出田町に本社および専用岸壁を設けている。 その他日本郵便警察町内の警察の管轄区域は以下の通りである[15]。
参考資料
脚注
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