冷泉彰彦
冷泉 彰彦(れいぜい あきひこ、1959年6月22日 - )は、在アメリカ合衆国の教員、作家、 翻訳家、鉄道評論家。本名、前田文夫。 来歴東京大学に進学し、文学部にてドイツ文学を学んだ。 同大学卒業後はベネッセコーポレーション勤務を経て[1]、1993年に渡米。ベルリッツ・インターナショナルに移り、企業経営に関する業務を担当[1]。 その後、コロンビア大学大学院にて修士課程(日本語教授法)[2]を修了し、ラトガース大学にて講師を務めた。 現在、プリンストン日本語学校高等部[3]主任[4]を務める。 現在、アメリカ合衆国ニュージャージー州に居住し、村上龍が主宰するメールマガジン「Japan Mail Media(JMM)」にて、「from 911 / USAレポート」と題したコラムを連載[5]、2011年にその内容をまとめた『From 911, USAレポート 10年の記録』を電子書籍として配信。2001年のアメリカ同時多発テロ事件後に始まった同コラムは、2014年6月現在で連載660回を超える[5]。 『ニューズウィーク』日本版のコラムニストであり、「プリンストン発 日本 / アメリカ新時代」と題して、2009年5月より週に2~3回のコラムを掲載している。 2014年4月より、有料メルマガ「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信開始。 また、鴻上尚史とリサ・ステッグマイヤーが司会を務めるテレビ番組『COOL JAPAN〜発掘!かっこいいニッポン〜』に、ご意見番として準レギュラー出演している。 鉄道関連では『鉄道ジャーナル』誌や『東洋経済オンライン』などに寄稿している。 作風1999年に上梓した『トロイの木馬』では2000年問題をテーマに取り上げており、コンピュータウイルスにより2000年1月1日に破綻する社会を描いている[6]。また、2000年代の日本経済について、「バブル崩壊後に低金利政策の結果、デフレが長期化した」[7] など独自の主張を展開している。 人物
主張選択的夫婦別姓制度導入に賛同する。「選択的夫婦別姓制度の導入に反対などと主張することは、倫理的な正当性がきわめて低い。反対している者は家族が崩壊する、というが、その反対派の行動こそが、家族の形成を阻害している」などと主張している[11]。 著作
電子書籍
翻訳
連載
出演テレビ
脚注
関連項目外部リンク
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