公民党 (香港)
公民党(こうみんとう)は、2006年3月19日に結成された香港の政党。2頭体制を敷いており、党主席(Chairman)は梁家傑、党首(Leader、黨魁)は楊岳橋(Alvin Yeung)立法会議員・弁護士である。 結成には、香港特別行政区基本法45条の趣旨(香港における完全な普通選挙の実現)を実現することを目標とする「45条関注組」が中心的な役割を果たした。「45条関注組」に所属する議員は2005年に香港特別行政区政府が提出した部分的民主化案に反対し、全面的な民主化(普通選挙の完全実施)を要求している。そのため、公民党も同様の主張を掲げる。具体的には、行政長官の普通選挙による選出や、立法会の全議席を普通選挙で選出することである。 ただし、公民党は将来的に、香港特別行政区政府に参画する与党になることも、目標に掲げている。そのため、1989年6月4日におきた六四天安門事件の再評価要求など、香港とは直接の関係がない問題への言及を避け、中国政府を不要に刺激することを避けている。 2007年3月の行政長官選挙に向けて、梁家傑立法会議員を擁立した。2006年12月10日の選挙委員会(選挙人)選挙の結果、134名の推薦が得られる見通しとなり、正式に立候補する見通しが立った。 立法会議員
2019年の区議会選挙2019年の区議会選挙では、公民党が推薦する36名候補者のうち、32人が当選した。 南昌北選挙区で当選したアンディ・ラウ(劉 家衡)は、ネットで親中派に攻撃された。 虚偽報道と画像を利用し、「有名な援交女」「AV天使」と誹謗中傷を受けた。 アンディ・ラウは「民主派にとして、親中派から顔に泥を塗られるが予想できました。但し、性別まではっきりさせるのは予想外です。」とフェイクニュースに反応した。[2] 脚注
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