公園東口駅
公園東口駅(こうえんひがしぐちえき)は、大阪府吹田市千里万博公園にある大阪モノレール彩都線の駅。駅番号は51。 概要万博記念競技場の最寄り駅であるほか、日本庭園など万博記念公園内の一部施設についても当駅がよりアクセスに優れる。またガンバ大阪の本拠地である市立吹田サッカースタジアムの最寄り駅としても機能している。しかし、隣の万博記念公園駅とそれほど差があるわけではなく、乗り換えなどの手間から、多くのサッカー観戦の利用者が万博記念公園駅を利用している。 歴史当初の計画では、この駅の設置は盛り込まれていなかった。しかし、Jリーグが発足し、万博記念競技場をホームグラウンドとするガンバ大阪の観戦客の輸送には、万博記念公園駅からでは遠いと、当時の万博記念協会が強く大阪府に働きかけた。結果、駅が整備されたが、駅と万博公園の東口ゲートや記念競技場へのアプローチも基本的に大阪府が負担するものとなった。 年表駅構造島式ホーム1面2線を有する高架駅。改札・コンコースは2階、ホームは3階にある。改札口は1か所のみ。コンコースは他の駅よりも幅員が広く取られている。ただし、他の多くの駅に見られる「モノドリンク」(イス・テーブル等を備えた自動販売機コーナー)は設置されていない。 万博記念公園や万博記念競技場へは2階にある改札口から階段を下ることなく、同レベルで向かうことができる。本線の駅のような、一般車が乗り入れ可能なロータリーは駅のすぐ前にはないが、200メートルほど東方にバスロータリーがあり、万博記念競技場で大きな催しがないときは昼間時間帯のみ一般車の一時乗り入れも可能である。 のりば
利用状況2020年(令和2年)次の1日平均乗降人員は878人(乗車人員:443人、降車人員:435人)で、大阪モノレールの駅の中では最も利用客が少ない駅である[4]。ただし、万博記念競技場がJリーグ・ガンバ大阪の本拠地だった頃、サッカー試合が開催される日は多くの乗降客で賑わった。ガンバ大阪の本拠地が同じ万博記念公園内の市立吹田サッカースタジアムに移転後は万博記念公園駅が最寄り駅とアナウンスされているが、当駅からも吹田スタジアムまでの徒歩の所要時間は大きく違わないこと、また当駅からのルートはバリアフリー対応となっていることから一定の需要がある。 各年次の1日平均乗車・乗降人員の推移は下表の通り。
駅周辺
バス路線近鉄バス「日本庭園前」停留所が最寄りとなる。駅出口から外周道路を北へ進む。なお、外周道路は時計回りの一方通行であるため、JR茨木駅・阪急茨木市駅方面の停留所は万博外周を出るエキスポロードよりも駅の近くに立てることができず、そのためこの停留所の両方面行きは大きく離れたところにある(阪大本部前・万博記念公園駅(エキスポシティ前)方面は駅から約100メートル、JR茨木駅・阪急茨木市駅方面は駅から約300メートル)。
隣の駅脚注出典
利用状況
関連項目外部リンク
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