佐志駅(さしえき)は、かつて鹿児島県薩摩郡宮之城町大字広瀬(現・薩摩郡さつま町広瀬)に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)宮之城線の駅(廃駅)である。
1987年(昭和62年)1月10日、宮之城線の廃止に伴い、廃駅となった。
歴史
駅構造
単式ホーム1面1線を有した駅であり、無人駅であった。当駅には駅舎はなかった。
利用状況
以下に、年間の乗降人員および貨物取扱量を示す[5]。
年度
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乗降人員(人)
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貨物取扱量(t)
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1935年(昭和10年)
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28,150
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1,800
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1945年(昭和20年)
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75,450
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5,810
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1955年(昭和30年)
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78,624
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9,697
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1965年(昭和40年)
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79,155
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-
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1968年(昭和43年)
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63,625
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-
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駅周辺
旧佐志駅周辺には、代替バスの南国交通の「佐志駅前」バス停がある。
廃止後の状況
跡地には、「国鉄宮之城線佐志駅跡」の記念碑と車輪がある。
隣の駅
- 日本国有鉄道
- 宮之城線
- 宮之城駅 - 佐志駅 - 薩摩湯田駅
脚注
- ^ a b c d e f 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、707頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 『宮之城町史』p.789 宮之城町
- ^ 「日本国有鉄道公示第381号」『官報』1971年9月30日。
- ^ 「通報 ●宮之城線佐志及び西太良駅並びに日南線子供の国及び日向北方駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1971年9月30日、11面。
- ^ 『宮之城町史』p.790 宮之城町
関連項目
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