伊藤清美 (女優)
伊藤 清美(いとう きよみ、1959年4月5日 - )は、日本の女優。北海道苫小牧市出身。1980年代中頃からピンク映画を中心に活躍した。 経歴北海道苫小牧東高等学校卒業、札幌静修短期大学中退後、1981年に上京、エディター・スクールに通い、出版社でアルバイトをする傍ら、週刊宝石(光文社)のグラビア(「あなたのオッパイ見せてくれませんか?」)に出たことをきっかけに成人誌でヌードモデルの仕事を始め、特にSM系の雑誌やビニ本などで活躍する[1][2]。 前衛劇団『発見の会』に衣裳係として参加しながら[1]、愛染恭子一座とストリップ劇場を回った時、大蔵映画の小川和久監督の助監督をしていた細山智明監督と出会い、ピンク映画女優としてデビューすることになり[3]、その後、10年間で約130本もの映画に出演する人気女優となった[1]。並行してアダルトビデオなどにも出演する。 映画の脚本なども手がけており、『映画芸術 434号』(映画芸術社)においては実写映画版『毎日かあさん』(2011年2月5日、松竹)の論評を載せるなどの文才を見せている[4]。SM雑誌にはコラムも書いており、『S&Mスナイパー』(ワイレア出版)『SMセレクト』(東京三世社)にエッセーの連載[5]、成人誌『ムサシ』(若生出版)にて可愛金魚名義で官能小説の執筆もしている[6]。 1988年10月には、中村京子、中山久美子らとセクシーファイターズというグループでストリップ巡業も行った[7]。 常に出演作が途切れることなく、「断続的に出演を続けている女優の中では現在(1999年)最も長いキャリアを持っている。[8]」と評価されたこともあった。 雑誌、『GORO』(小学館)で橋本杏子と共に『CHOME CHOME宅配便』というコーナーを持っていた[9]。 2001年より新宿ゴールデン街で飲食店『銀河系』を経営していたが、2015年10月30日を以て経営権を譲渡した。 1985年度ズームアップ映画祭アイドル新人賞、1987年度第9回ズームアップ映画祭助演女優賞、1990年度第3回ピンク大賞女優賞[10]、1992年度第5回ピンク大賞女優賞[11]、1994年度第7回ピンク大賞女優賞受賞[12]。 作品ポルノ映画
一般映画
オリジナルビデオその他の映画
脚本
テレビドラマ
アダルトビデオ
舞台
参考文献
脚注
関連項目 |
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