代議院 (ベルギー)
代議院(だいぎいん、フランス語: Chambre des Représentants、オランダ語: Kamer van Volksvertegenwoordigers、ドイツ語: Abgeordnetenkammer)は、ベルギーの下院。元老院とともに連邦議会を構成する。議事堂はブリュッセルのナシヨン宮殿。 定数は150で、フランス語共同体に62議席。フラマン語共同体に88議席が分配されている。ドイツ語共同体には議席は分配されておらず、フランス語共同体と結びついている。 代議員は、自らの選挙区がある言語グループに所属する。ブリュッセル=ハレ=フィルフォールデ(オランダ語とフランス語の二言語地域であるブリュッセルと、フランス語話者の多いフラームス=ブラバント州のハレ=フィルフォールデ行政区)の代議員は、どちらの言語を代表するのか明確にしなくてはならない。 ベルギーの特別法(仏:Loi spéciale、蘭:Bijzondere wet)では重要な法案の可決、修正にはそれぞれの言語グループの過半数の賛成に加え、全体の3分の2の賛成が必要としている。 構成2024年7月より、議長は新フラームス同盟(N-VA)のペーテル・デ・ローファーが務めている。
太字が与党。 |