仙台駅前開発ビル
仙台駅前開発ビル(せんだいえきまえかいはつビル)は、宮城県仙台市青葉区中央にある商業ビル。「ams西武仙台店」を核テナントとして開業したが、のちに撤退。後継テナントとして「仙台ロフト」が出店している。 概要12棟からなる老朽化した建築物の建て替えと高度利用化を目的に、再開発事業化[1]。住友商事が事業推進協力者として参画した[3]。再開発ビルの建設に伴い、ペデストリアンデッキの整備も同時に行われている[1]。事業費は44.9億円[2]。 核テナント
緑屋が再建策の一つとして、仙台駅前店、仙台名掛丁店、仙台東一番丁店の3店を閉鎖し、仙台駅前開発ビルに核テナントとして「ams西武仙台店」を開業した。1977年の計画では婦人服、紳士服、家具、雑貨、スポーツ用品を中心に9,906㎡の運営を行う予定でいたが、1979年8月に仙台商調協は、再開発ビルの物販面積を20%削減、核テナントである緑屋は30%削減するということで結審した[4]。 物販面積が約6,710㎡ほどに圧縮されたため、ams西武仙台店は「ファッション・コミュニティ・ストア」と位置づけ、若者をターゲットにしてファッション性の高い商品を中心に品揃えが行われ、5階には西武百貨店の国際的なブランドが導入された[4]。また、建物も田中一光、石井幹子のコンビで、白い外壁が夜にはアップライトを利用して7色の壁になるよう工夫された[4]。 運営は西武百貨店に委託され、ピーク時の1990年には168億円の売上があったが[5]、2000年代に入り、売上が低迷。西武百貨店の経営再建の一環で、2003年8月10日を以って閉店した[5]。
2003年12月3日、後継テナントとして「仙台ロフト」が出店。売場面積は約7,300㎡。直営売場(2~5階)に加え、物販・サービス・飲食の店舗が導入された[6]。 沿革
出典
参考文献
外部リンク |
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